漢方(中医学)でいうところの「陰虚(いんきょ)」とは肉体がやせること。
つまり物質が減少する、細胞数が減る、という病理現象です。
具体的には
・歯茎がやせる
・歯周ポケットが大きくなる
・歯が空く
・歯がぐらつく
・歯茎から出血しやすくなる
・へこむ口内炎ができやすい
・唇があれやすい ヒビが割れやすい
・舌の苔が少ない
・舌の苔がはげ落ちている
・舌にヒビ割れが深く入っている
・舌がピリピリと痛む
・歯の色が悪くなってくる
・唾液が減ってくる
・疲れると口臭が悪化する
・顎関節がスムーズに動かない
・舌や口が渇く 水分をよく欲する
など
これらの症状は加齢によって圧倒的に悪化しやすく、増加してまいります。
そこで漢方の出番です。
最適な「補陰薬(ほいんやく)」をお選びします。
「陰虚」の場合、ブラッシングや歯科治療を施しても回復しない事が多いです。
なぜならば回復力自体が低下しているからです。
インプラント治療を施でトラブルが多いのは「虚」の状態が甚だしい患者さんです。
施術が悪いのではなく患者さんの体の側が、施術に耐えられるだけの体力がないというのが問題なのです。
近頃は、歯科医の方々から漢方薬治療のご紹介をいただくご相談ケースも増えております。
各分野がコラボレーションすることでリスクマネージメントすることができるのです。
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陰虚と口腔疾患

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