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排卵がスムーズにいかない人が多い

排卵がスムーズにできていない女性が増えています。
原因は、ストレスや冷え、やせすぎ、1子目の出産の消耗、など様々で、排卵障害を引き起こす視床下部排卵障害、多嚢胞性排卵症候群(PCO)、シーハン症候群、高プロラクチン血症、卵巣障害などへと発展します。
きちんとした処置が必要な病気が見つかることもありますので、専門医に検査をしていただくことをオススメします。
排卵期とは、卵巣内でしっかりと成熟した卵子が、卵胞膜を破って飛び出す時期で、その時期をほぼ境として低温期から高温期となります。
排卵がスムーズにいかないと、卵の新鮮さが失われ受精しにくくなるのは当然のことです。
漢方では排卵期を陰から陽へ転換する時期と考えます。
陰の時期にしっかりと卵が育つことが前提ですが、スムーズに排卵ができるような勢いが体には必要です。その勢いが十分であるためには陽の力が充実していることが必要です。
排卵がスムーズでない場合には、気をめぐらせて陽の働きを助ける「助陽理気」という方法や、血を巡らせ排卵を促す「活血促排卵」などの漢方療法があります。
陽の力が弱っている方
・朝起きるのがつらい
・冷え性 暖かいものを好む
・低体温 高温期が低い
・精神的に不活発 うつ傾向
・頻尿 夜間尿
・生理痛
・生理が遅れがち
該当するような方は「陽」を養う漢方療法をはじめましょう。
また、スムーズさを悪化させる最も大きな原因は「気滞(きたい)」といい、現代風にいうとストレスにあたります。
ストレスから更に血の滞りへと発展すると、自体は更に悪化します。
しかし、ストレスのない生活ができるか、そういう環境にいけるかといえば、それは今となっては難しいでしょう。
なので、ストレスによって流れが悪くなった方の「気」を、巡らせる事を漢方で助けてあげることが大切になってくるのです。
スムーズさの無い場合は、
・生理前に胸が張る
・生理前にイライラする
・生理前になると便がスッキリでない
などの症状がでてきます。
ひどい場合は、月経周期が不安定で一定しなかったり、生理痛がひどくなったり、ヒステリーやパニック障害へと発展することもあります。
不妊治療じたいがストレスの多い事なので、目に見えないストレス対策は忘れないように心がける事が大切です。

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ごう先生の独り言
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