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そろそろ本格化!インフルエンザ流行の兆し

インフルエンザでお悩みのお客様からのご相談が増えてきた。
知人の調剤薬局でも、タミフルの使用量が今週より増え始めている。
満員電車のせいで、都心部ではインフルエンザが流行すると一気に蔓延するとの報道もあったほどだ。
医師も、もしインフルエンザが発病したら会社も学校も治癒するまで休むように、と指導をしている。
インフルエンザは人から人へ、感染を繰り返すたびに、自らの姿形を変えていくため、以前は効いていた薬が、効きにくくなるという事も十分に考えられる。
タミフルを使うと、高熱は出ているのに動ける、とか翌朝一気に熱が下がった、など驚くように効いた、という例も沢山耳にしているが、インフルエンザに感染した事自体が、抵抗力や免疫力の低下があると考えられるので、数日で無理をしてはいけないと思う。
また、タミフルを飲んでも高熱が下がらず、また下がっても咳が残る場合などもある。
肺炎を見過ごしてしまうのも恐ろしいので、発病したらご無理はくれぐれも禁物です。
私は高熱の感冒(インフルエンザ含む)に罹った場合に、必ず「牛黄(ごおう)」製剤で、熱によりおこるからだの負担を軽くするということをご提案している。
これをしておくと非常に治りもよく、治ってからの体力の回復も早い。
小児で熱性の痙攣などをよくおこしてしまう場合などにも、「牛黄」は異常に有効です。
漢方では、熱が心包を破り痙攣を誘発すると考える。
子供は特にこの心包が弱いので、高熱により痙攣をしてしまうことがしばしばある。
その特効薬が生薬なら「牛黄」なのだ。
インフルエンザに罹ってからすぐに「牛黄」製剤をつかったほうが、各段に治りは良いし、痙攣もしにくい。
ダイアップだ、カロナールだ、なんてつかうより、小児から大人まで生薬で対応する術を知ることもたいせつなのでは、とこのごろよく思う。そうすればインフルエンザ脳症などにもならないのではないだろうか。
「牛黄」を上手に使うと体はとっても楽になる事を知ってほしい。
私も普段から仕事がとても忙しく疲れた時には「牛黄」にお世話になっているし、風邪で高熱がでたら必ず早め早めに使うように心がけている。
そうしてできるだけ良い体調を維持するように心がけている。

category:
感染症(風邪)
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