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今年はじめにひいた御神籤で出たのは「凶」。
前途多難?と思いきや、人生は常に前途多難なもの。
身を引き締めようと、ここにきて改めて思う。
「凶」というのは覚えているのだけれど、「凶」を引いたことがあまりにもショックで、どんなことが書いてあったかはすでに忘れてしまった。
咽もと過ぎれば〜的なことが人にはどうしても多い。
とも同時に感じたし、肝心な事?を忘れている。
身勝手なもんだなぁ、とも思う。
「お子さんは元気ですか?」と問われることが今でもある。
今でもある、という表現をするのは自分でもよくないと思うのだけれど・・・。
ブログでカミングアウトをしてしまうのもどうかと思うのだけれど、もうあれから4〜5年経ったのだ。
あれから、というのはつまり私自身の人生の中で最も精神的にショッキングな出来事であった。
自分の思い込みの激しさと、人の声に耳を傾けることができないという幼さ、我慢のできない弱さ、などなど今思い出しても当時の不安定な自分の心と体を思い出すとガックリきてしまうのだけれど、私は結婚生活を維持することができなくなった。つまり離婚をした。
無力感に苛まれる日々でした。
経験は学問より尊し!の言葉の通り、精神的に悩みを抱えるという事から体調を崩す、つまりストレスから体調を崩す、という事を身をもって体感したと思っています。
それから色々と考え方は変わってきたと思う。
性格までは変わらないけれど、物事にたいする見え方や、捕らえ方、感じ方、も変わってきたし、自分自身の表現方法も変わってきた。
焦って、不安で、突っ走ることで、その不安をかき消してきた。
今年に入ってふと振り返ってみると、ここ数年であまりにもいろんな事がありすぎて、今でも整理がつかないでいる。
4〜5年が経ち、離婚のことをブログにかいてみようとふと思った。
それはなんでなのか、自分でもよく分からない。
とくに今書いている渦中では、なぜこんなことを書いているの益々わからない。
でもそれがなんとなく必要な気がしている。
気があるていど熟したのであろう。
自分は人に知られていないと思っているだけで、まわりのほとんどの人はすでにこの事実を知っているのであろう。
結局は他人事だし、だからどうした、という感じであると思う。
ココロの悩みから体調を崩すという事について考える。
それはすぐに解決できる問題ではない。
すぐに解決したがるのだけれど、そうは問屋が卸さない。
悩んで、葛藤して、その事実が体の中にひっそりとあって過剰に反応しないようになれるまでには、相当な時間を要する。
本日お客様とお話をしていてこう思った。
心療内科とはどんな科なのか。
保健医療の範疇で治療できる領域なのか?
必要としている人は多い。
しかし最終的には自分自身で克服できるまでは、却って悪化してしまうことも多いと思う。
一時的に麻痺をさせても何の解決にもならない。
自分がそうであったように。
自分の事も解決はけっしてできていないと思う。
そんな中で生きてこれたのはどうしてか?
そのなぞについて考えて生きたいと思う。
今年はそれが私にとって大きなテーマである。