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過去5年で最速!うれしくない悲鳴 「インフルエンザ」流行の兆し

今年のインフルエンザは、流行の出足が過去5年で最も早いことが20日、国立感染症研究所がまとめている全国約5千の医療機関の定点調査でわかったそうです。
(これは1医療機関に対して、1日当たりにインフルエンザを発症して受診する人数を調べて算出しています。)
大流行といわれた昨シーズンよりも流行開始が1ヶ月も早いそうです。
過去11年でも3番目のペースだそうです。
(私事ですが年始の休日診療所の当番は恐ろしく忙しいことと存じます。)
今、風邪の方が本当に多いですよね。
ガンや膠原病など、大病を患っている方々や、妊娠授乳中の女性、赤ちゃんや抵抗力の弱いお子さん、お年寄り、などなど、みなさま抵抗力を高めるために日頃どんな対策をされていますか?
これだけワクチンの接種をしているはずなのに、なんでこんなにすぐに流行してしまうのでしょう。
そもそも日本人は衛生的すぎて抵抗力が弱りすぎています。
抗菌、殺菌をしすぎてたら絶対にダメです。
汚い中に、汚れの中に、細菌との共生の中に、抵抗力を充実させるヒントが沢山あると思います。
これは子育て中の方はぜひぜひご相談いただきたい内容です!
寄生虫博士として有名な、東京医科歯科大学教授、藤田紘一郎先生も各地のご講演で、キレイ過ぎること問題点を説いておられます。
仕事柄、病気でお悩み方々からご相談をいただきますので、できるだけ健康でありたいと予防を心がけております。
自分の元気な姿を見ていただくことが、一番大切だと思っています。
だから私は抵抗力、免疫力を高めるべく常日頃から、漢方や補助食品(機能性食品)をしっかりと服用しております。
とはいっても完璧だとはいえません。無理がたたれば必ず体調を崩します。
先週まで様々な忘年会などの行事があったのですが、案の定体調が悪かったですもん!
えらそうに言うことではありませんが、大切なのは日頃自分がどんな予防をされているか、なのではないでしょうか。
インフルエンザに発症した方へ、ぜひともお奨めしたい生薬がございます。
それは「牛黄(ごおう)」です。
インフルエンザに関わらず、高熱が出る風邪にはぜひとも使いたい逸品です。
これを使うととても治りがよくなります。
古の知恵ですね。
マタギの方々が熊を仕留めた(表現が適切でないかもしれません。ボキャブラリーの貧困さを露呈していますね。熊さんすいません。)際に、熊の胆(クマノイ)を大切にされるという事をきいたことはございませんか?
動物の胆は数ある動物薬の中でも最良薬の一つです。
「牛黄」は胆石ですので、胆嚢ではございませんが、これもまた希少なものです。
これほどに有用な生薬もワシントン条約により、今後だんだんと使うことができなくなってきます。
しかし今のところはまだ使用可能です。
日本が国の予算で抗インフルエンザ薬「タミフル」の備蓄をしているように、中国では「牛黄」を備蓄しているといううわさも聞きました。
動物生薬の有用性をもう一度見直すことが、どれだけの命を救うことになるかを考えるべきかと存じます。
私は常に「牛黄」を肌身離さず持っています。
まるで水戸黄門さまです。

category:
感染症(風邪)
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