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卵胞期の体調と、冬場に弱る生理機能と、子宝に恵まれるという事

月経(生理)の後から排卵までの時期は、卵が発育していく卵胞期です。
漢方の陰陽生体観では「陰」の時期といえます。現代的にいえば低温期です。
卵をしっかりと成熟させるためには、この時期に十分な「陰」が必要となります。
漢方でいうところの「陰」は「血」です。
つまり、しっかりと卵を育てるだけの栄養である「血」が十分に必要なのです。
また、卵胞の成長には五臓六腑の「腎」が深く関わっています。
「腎」には「精」という物質が蓄えられています。「精がつく。」「精根尽き果てる。」からも推測できるように、「精」は生命エネルギーです。
「血」は「精」から生じると考えられており、「陰(血)」を養うためにも「腎」の充実が不可欠です。
実際に不妊でお悩みの方々は、「腎」に何らかの問題を抱えている場合が多く、その場合には「補腎」という漢方治療を取り入れ、卵巣の働きを高め、妊娠しやすい体に導く必要があります。
「腎」は生殖能力だけでなく、「老化(エイジング)」とも深い関係にあります。近年では出産年齢の高齢化にともない、月経周期の乱れやホルモンの状態の悪化に、「腎」の問題は避けては通れない大切な要因となってきているように思います。
冬は一年の中でも最も「腎」が弱る季節なので、この時期はしっかりと「補腎」をすることをおススメめしております。
アナタの「腎」は大丈夫?
・足腰がだるい 痛む
・抜け毛や白髪が多くなった
・視力が悪くなってきた
・聞こえづらい 耳鳴りがする
・歯がグラグラする
・性欲の低下
・頻尿 夜間尿
基礎体温だけでなく体のサインを見逃さないようにしましょう

category:
不妊症
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