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水虫 たむし 悪化しやすい季節になります

人は細菌と共存共生しています。
これからの季節に多くなる水虫やたむしはまさにそれを思い知らされる病気の一つではないでしょうか。
水虫のお父さんがいてもお母さんやお子さんは水虫ではない、ということはごく当たり前にあることです。
たとえおんなじ足拭きで足を拭いても、お父さんのスリッパを間違えてはいてしまっても、皮膚の抵抗力がしっかりとあれば水虫菌に侵されることはありません。
これは水虫の原因菌があったとしても、上手に共存共生できていれば、水虫という病気が発病しないことを意味しています。
水虫が発病している方というのは、水虫菌に負けちゃって侵略されているといっても過言ではありません。
たとえ水虫菌がいても大丈夫な、抵抗力あふれるお体を作る事が最大の治療であり予防でもあります。
では具体的には、どうすればいのでしょうか。
かゆくてつらい場合は当然水虫の塗り薬が必要です。
ジュクジュクなのかカサカサなのか、水胞をもっているのか、など、皮膚の状態によって最適な剤型を選択することが必要です。
カサカサタイプの水虫には中国の水虫薬である「華蛇膏」や「華蛇チンキ」という漢方の塗り薬があり、これがとってもよく効きます。水虫菌に侵された悪い皮膚がベロっと気持ちよく剥がれるので、とってもスッキリします。
ジュクジュクタイプの水虫は、体に湿毒が多くあります。
湿毒を減らす漢方薬を上手に使いましょう。
熱を帯びている場合と冷えている場合によってお薬がかわります。
ブーツやスニーカーなどの通気性のわるい履き物の影響で女の子のジュクジュク水虫がとっても増えています。
細菌では女の子に多いのですが、塗り薬だけではなかなか治らない方が増えています。
皮膚の状態もさることながら、抵抗力の弱い方が増えているのですね。
カサカサタイプは乾燥した皮膚から潤いのある充実した皮膚組織へ新陳代謝ができるようにならないといけません。
これも幹部が火照るタイプと冷えるタイプによってお薬が変わります。
栄養満点の充実した皮膚ができれば、バリア能力も高まり水虫菌が入り込める余地はなくなります。
漢方薬により体質改善することは、水虫を繰り返さないようにするためにも、とても良い方法だと思います。
たかが水虫と思うなかれ!足の裏のただれがひどくなり歩くこともままならない、という方もいるほど水虫が悪化すると手がつけられません。
ストレス社会と現代型の栄養失調(カロリーばかりでよい栄養素は不足している状態)、酒やタバコなどの趣向品などによって体力は落ち、かつ体の中の毒素は増えており、とても多くの方々の体が水虫には絶好の生育環境といえます。
サンダルなど人前に足をだす機会の多い季節となってきました。
たかが水虫 されど水虫。
目には見えない細菌のような敵に対処するには、水虫のすみにくい皮膚環境と水虫に負けない抵抗力にあふれる体を保つことが必要です。
殺菌の働きのある塗り薬を繰り返して使って一時的に症状が良くなっても、床かもしれない、スリッパかもしれない、足拭きマットかもしれない、プールやジムかもしれない、会社かもしれない、再び感染してしまう可能性はとっても高いのです。
繰り返している方は、塗り薬だけに頼らず体の中から治すことを考えてください。
悩んでいる方はお気軽にご相談くださいませ。

category:
感染症(風邪)
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