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坐骨神経痛 多いですね

坐骨神経痛のご相談がこのところとっても多いです。
関節痛や神経痛、しびれといった症状は、加齢とともに発現しやすい症状なので、年々患者数は増加の一途をたどっています。
日本人の平均寿命は現在も年々高齢化しているのでこれからもどんどん増えていくでしょう。
当店にご来店されるまでに多くの方々は数々の痛み止めを服用されてきたり、牽引や電気治療を繰り返してきており、ものすごくこじらせて数年間経っているという方がほとんどです。
もっと早くご相談にご来店いただきたいものです。
というのも、加齢とともに骨のゆがみやズレは増えるばかりなので、加齢とともに神経が圧迫されやすくなるのは必然だからです。
ずれているものにいくら痛み止めやビタミンB12などの神経用薬を使ったとしても、それで治るなんて事は絶対にありえません。
治療の方向性を、痛みを抑える治療から、骨がゆがみにくくするために体のうちなる気を充実させるとか、微量なミネラルやビタミンなどの必要な栄養素を常日頃から補給しておくとか、腸内で必要な栄養素をつくれるような常在細菌を増やしたり、体の酵素の消耗を減らし回復力を引き出すとか、血流をよくしたり、血流が悪くならないように冷えないように心がけたりだとか、もっともっと先にすべきことはたくさんあります。
勘違いをしがちですが、西洋医学は万能な医学ではありません。漢方も同様です。
医学がすべての病気を治すのではありません。医学は回復のお手伝いをするものです。
病気を治すのは自分自身の回復力です。それを最大限に引き出すのが本当の治療なのではないでしょうか。
坐骨神経痛が長引いてしまうと痛みを完全に取り去ることは難しいかもしれません。
しかし養生しだいでは、痛みにくくすることは可能です。
そのためには漢方をはじめとして、栄養療法や運動療法など、複合的な養生が必要です。
そろそろ本気で治す術を知ることが必要なのではないでしょうか。
そのヒントは現代の医療に逆行するようですが、東洋医学にあると思います!
関節痛や神経痛、シビレが発展する事で最も心配なのが、歩けなくなってしまうことです。
人は二足歩行の動物です。
二足歩行のおかげで脳みそが大きくなり進化をとげてきました。
逆に考えると歩けなくということは脳みそが退化することなのです。
つまり痴呆症(認知症)が増えるということです。
自分の足で歩くことのできる事って、こんなにも大きなことなのです。
当たり前のことが一番大切なことなのですね。

category:
痛み
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