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坐骨神経痛を大別する あなたはどちら?

大寒の厳しい季節となるとご相談が多くなる腰膝痛や神経痛。
そのなかでも中高年層に多い「坐骨神経痛」は、
腰椎から出る坐骨神経痛に沿って
痛みやシビレがでる症候群です。
原因は椎間板ヘルニアや脊柱間狭窄症などの
腰の骨(腰椎〜仙骨)の病気である場合がほとんどですが、
実はそれだけではありません。
私は坐骨神経痛を大まかに2つのタイプに分けて、
治療法のご提案をしております。
一つ目は暴飲暴食タイプ(肥満)です。
飲食の不摂生の蓄積が神経の流れを悪くしております。
(この考え方じたいが漢方チックで
少し分かりにくいかとは存じますがご了承ください。)
特に酒飲みの人は筋力が弱りやすく、
その弱ったところに冷えや低気圧(湿気)などの環境の変化や
ストレス、疲労などの負担がかかると、
痛みやシビレとなるのです。
このタイプは以前は男性に多い病気でしたが、
最近では女性にも増えております。
二つ目は、足腰が弱ってきた老化タイプです。
足腰が弱るにつれ腰の骨のズレが生じ
坐骨神経を圧迫する事で発病します。
一つ目のタイプと同様に
弱ったところに環境の変化やストレス、
疲労などの負担がかかると
痛みやシビレが悪化します。
若くても運動や事故なので
腰を痛めた経験のある方はこの部類に入ります。
それぞれの大まかなタイプにあっても、
朝痛みが悪化する人もいれば、
夜中に悪化する人もおります。
階段の上り下りなど動作によって
悪化する人もいれば、
安静時に悪化する人もおります。
それぞれの場合に対して
痛みやシビレなどの辛い症状を緩和する漢方の処方は
異なります。
坐骨神経痛ならこの薬!
と病名に対して薬があるのではなく、
あくまで漢方薬は症状に対するお薬であります。
薬を選ぶ際には
舌の状態や顔色、体格、など外見から判断することと、
問診の二通りで細かく体質を把握することが必要不可欠なので、
ご相談の際には代理の人ではなく
ご本人が必ずご来店されるようにお願いします。
漢方で体の内側から回復を高める事は、
整形外科や鍼灸、整体など他の治療と並行して行えるのも利点です。
しかしながらまだ漢方を取り入れている方は少ない印象です。
痛みが治まったらそれで終わり、
ではありません。
確かに痛みを軽減する治療は必要ありません。
漢方は長く続けなくてはいけない、
というものでもないのです。
ここでタイプ別した意味が
でてまいります。
暴飲暴食を繰り返しているタイプなら、
その生き方を変えない限り
必ず痛みやシビレは再発します。
肥満なら痩せるべきだし、
酒好きならお酒を減らすべきです。
そこが根本なのであり、
薬で治す範疇ではありません。
老化タイプであるのならば、
そのまま弱っていくのを
ただ指をくわえて
何もしなければ
加速的に老化は進んでいくわけです。
運動をして足腰を弱らせないようにすることや、
漢方薬であれば「補腎」を取り入れる、
などの積極策を講じることも、
再発予防や腰の状態をできるだけ悪化させないようにするために
必要ではないでしょうか。
現在の治療では、
この一番肝腎がところがあまりに少なく、
症状が治まったら再び不養生となっている方が多すぎると思うのです。
まぁ、これは理想です。
予防を細心の注意を払って行ったとしても、
完璧に防げるものでもありません。
しかし、
痛みの予防を一生懸命に心がけ、
再発を最小限にふせぎ、
人生をエンジョイされている
ご高齢のお客様たちとお話をしていると、
元気で足腰の丈夫な人は
陽気で明るく楽しそうに
人生を謳歌していると感じます。
自分が同じような年になった時。
いったいどうなっているのでしょうか。
ふとそんなことを考えてしまいます。
多くの方々の生き方は、
「世界の終わり」へと
近づいている?
とさえ感じる。
この今を生きる私達の未来は、
いったいどうなっていくのだろうか・・・。
私は今後のLowriderMarbo氏の動向に注目しています。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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category:
痛み
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