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土へのこだわり

生薬とはいっても、
自然に自生しているものもあれば、
畑で栽培しているものもある。
安定供給のためには、
当然栽培することが必要である。
安心の生薬原料を作る!
しかしながら生薬原料へのこだわりは、
かなりの差があることを知って欲しいと思います。
私は昨日まで北海道へ行っておりました。
一番の目的は、
「湧永製薬(湧永耕農)」の名寄にある農場を見学に行く!
というものでした。
湧永製薬の農場へのこだわりは
ちょっとやそっとのものではなく、
なぜもっと会社としてアピールしないのかなぁ?
と思うほどでした。
おそらくは、
「最高の品質を作るのが当たり前」と、
会社としてはとても高貴な理念をかかげているのであろうと思われ、
わざわざアピールせず当たり前にやっていく、
という社風なのであろうと思われるので、
私が見たまま、
感じたままを、
言ってしまおう〜!と
思いました。
安心して服用できる自然のお薬とは?
と自らに問うてみれば、
答えも自ずからでてくるわけですが、
完全無農薬有機農法!
という事になるわけです。
農薬のような化学物質に汚染されていては、
本当に良いものなど作れない!わけです。
私が薬業に全く関係のない仕事をしていたとしても、
農薬っていえば人をも殺める可能性のある、
かなり強い化学合成薬品であることは知っています。
自分の土地でいくら気をつけていても、
近隣で農薬を使っていては同じことですので、
その土地選びは今となってはかなり難しい問題であると思います。
農薬以外にも、
大気汚染や土壌汚染、水質汚染、
の影響が極力ない土地選び、
という事も大切なのは
ご理解に易しいかと思います。
つまり都市部や焼却施設などから
離れている事が絶対条件なのです。
完全有機農法、
というと肥料も化学合成品は使いません。
「湧永耕農」の方のお話で、
肥料も自社にて手作りで、
完全な自然の堆肥をつくっています。
これもすごいです。
完熟堆肥の近くに見にいきましたが、
熟成が進んで出来上がってくると
臭いがなくなるんです。
臭くないんです!
農業に従事されている方ならご存知の事でしょうが、
完全無農薬にて
有機農法というのは、
非常に困難なわけです。
しかしそれを、
手間隙を惜しまず、
労力を惜しまず、
自社にて一貫して行っているところって、
あるのでしょうか?
それが湧永製薬なのです。
一昨日見学した時は、
まさに収穫前だったため、
雑草を取ることなどはせずにおいてありましたが、
広大な敷地を、
除草剤をまかず、
手作業でとっていくそうで、
そのお仕事の大変さが伺えます。
大切に育てられた「にんにく」の畑は、
それまでに「田畑を作りあげる」ことからはじめています。
畑を良くするために、
同じ畑は使わず、
土を作りあげるために、
ただそれだけのために
「えん麦」や「レッドクローバー」などの
植物を植えてあったりします。
それは土作りのために栽培しているため、
後々に土と混ぜてしまうそうです。
こうして年々畑の質を良くしているそうです。
つまりは、
畑(原料)はどんどん進化していっているわけです。
ひょっとしたら、
ワインのように当たり年!なんてものもあるかもしれません。
なにせ、
湧永製薬のレオピンシリーズは、
ぶどうをワインにするように、
ニンニクをAGE(熟成ニンニク抽出液)にしているのですから。
畑に行ってまず感じたのは、
ものすごく虫が沢山いたという事です。
そして、
畑の周りには色とりどりの野草や花がありました。
こうした環境は、
実際に完全無農薬にてつくっている証だと思います。
なんと、
完全無農薬有機農法にて、
すでに35年も作り続けているのです。
年々質がよくなっていく改良型の畑にて、
化学物質(農薬・肥料)を一切使わず、
土壌作りに全力を傾けているところはそうあるものではありません。
35年物の畑は、
そんじょそこらの畑とは比べようがありません。
比べることなんてできはしません。
この自然の恵と力がギュッといっぱいにつまったお薬が
レオピンなのです。
私が幼少期より飲んできたこのお薬は、
こんなにもこだわって作られていたなんて知りませんでした。
いいものなんだなぁ、と改めて思いました。
少し写真を撮ってきました。

私です。
(写真での自分の登場は初めてかもしれませんね!)

収穫間近です。
雑草が所々に残っていますが、
これは収穫期直前だからだとか。
機械も入れないほどの間隔で植わっていますから、
人が手作業にて雑草をとっているのだとか・・・!

壮観です!にんにく畑

これが完熟完全堆肥です。
近寄っても本当に臭くないのです。
かなり熟成が進んでいるとのこと。
これを維持していく、
という事の大変さは
並大抵のものではありません。
コレだけのレベルのものが、
果たして他にあるでしょうか?
本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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