今日はエンジェルワークショップを開催しました。
このワークショップは妊娠や出産、育児という感動的で大忙しなママさんとベビさんを対象にしたワークショップです。
僕からは漢方の話を。
矢島助産院の上田助産師さんからは助産院での妊娠出産、産前後のケアの事、そして幸せな出産という価値観を教えていただきました。
決して押しつけではなく、自然分娩による幸せな出産というお仕事に携わっている上田さんの本当の気持ちなので、資料や映像、発する肉声の一つ一つがストーンと腑に落ちるのです。
これらか出産を予定している人、これからお子さんの事を考えている人、すでにご出産され日々授乳に育児に大忙しの人には、ぜひぜひ聞いてほしいと思います。
ご参加のママさん達の感想です。
・子供がいても話が聞けてよかった。
・様々な話を聞いて、自分自身の気持ちが楽になりました。
・色々な話を聞く事ができてよかった。
・女性の体の変化に関して納得する事ができました。
・自分の体を整える事の大切さを認識しました。
・知らなかった事が学べてとても勉強になりました。
・色々な出産方法がある事を知れてよかった。
・子育ての大変さを感じる事ができましたし、また楽しみも増えました。
今後のワークショップに希望する事。
・もっとおっぱいの事や産後のトラブル、７歳くらいまでの成長のトラブル（心身）についてお話を伺いたいです。
僕は、助産師さんとしての活動も、漢方を生業とする薬剤師としての周産期、産後、育児にかんする考えも、目指しているところは同じであり、共通点が沢山あると感じました。
上田さんのお話をもう一度自分の中で整理していきたいです。
漢方の分野は病気やリスクの話にどうしてもなってしまいます。
これは本意ではなく、困った時に早く相談してほしいという事を伝えたいのです。
幸せな出産、幸せな子育て、にフォーカスして、ママさん達が健全な心身で出産や育児ができるようなお手伝いができましたら幸いです。
子育ては毎日が一分一秒が忙しく余裕が無くなり、眠いし眠れないし神経が鋭敏になっているし、体が辛いと心の余裕もないので、幸せを感じるなんて簡単な言葉を使うことすらも憚れていました。
でも素晴らしい事なんだ！というイメージがなくなるから、現代の計画的な出産に頼らざるを得ないのかもしれません。
ワークショップが終わった後に上田さんと意見交換をしている時にぽつりとおっしゃっていたのはとっても印象できだったのでご紹介します。
無痛分娩や陣痛促進剤を使用する事の善し悪しを言いたいのではないが、産後の肥立ちは自然分娩ができる人の方が確実に良いそうです。
逆にいえば、自然分娩ができる人は産後の肥立ちもよいわけです。
いかにその体調に持っていけるかが、漢方屋や助産師の腕の見せどころなのかもしれません。
いや、妊婦さんの自覚とコンディショニング、そして備わる生命力なのでしょう。
ワークショップの写真。
はじまったばかりの時に撮ったのでみなさんちょっと緊張気味？
段々となごみ、子供たちはブロックで遊んだり、泣いたり、かけったりでした。


エンジェルワークショップではこれから様々な分野のエキスパートの方々とコラボレーションして、妊婦さん、産後の女性と、乳幼児に関する情報を発信して行きたいと思います。
マタニティーヨガのインストラクターの方。
妊婦さんやあかちゃんのアロママッサージの方。
整体師さん。
鍼灸師さん。
産婦人科医。
高度生殖医療に携わるドクターや薬剤師。
などなど、その道のプロフェッショナルの方々でご協力いただける方はぜひお声をかけてください！