口腔内と五臓六腑の関係
漢方薬を飲むようになって口内炎ができにくくなったとか、ヘルペスができにくくなったとか、舌の痛みが治ったとか、歯痛(知覚過敏)がよくなったとか、歯茎が腫れなくなった、出血しにくくなった、口の中のいやな臭いがなくなった、顎関節の痛みが楽になった、などのお声は実に多いのです。
口の中の様々な病状は、全身と関係しているのです。
体の調子が悪くなった現れが口の中の色々な症状になって現れるのです。
つまり、歯や歯茎、口の中、舌の様々な病気も、漢方によって落ちた体の機能を回復する事ができれば良くなるのです。
口腔内と漢方の五臓六腑、正気(エネルギー)との関係を簡単に記します。
・口と「脾」
・舌と「心」
・歯と「腎」
・粘膜と「肺」
・抵抗力と「気」
・歯肉や粘膜、粘液、唾液と「血」「陰」
消耗には「補法」を、毒がたまっている時は「瀉法」を行い、体調を整えると口腔環境も改善してくる一石二鳥なのです。