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薬大実習生の漢方製剤実習


薬科大学5年生の薬局実習の一環で、先日2名の学生が漢方製剤の実習にきました。
さすがに4年生から5年生に進級する際に、自動車教習所でいうなら路上教習の前に「仮免許」を取得する事が必要なように、薬科大学にも「仮免許」のようなものがございます。
この教育カリキュラムになって3年目になるので、彼等彼女等はその通過儀礼(イニシエーション)をクリアしてきているだけあって、所謂できる子ちゃん達というイメージを僕なりにはもっています。
薬科大学を選択する時点で、堅実な人たちが多い印象があり、就職はどのような所にしたいのかを尋ねると、決まっていないとか、調剤薬局です、なんて人が多いのが印象的でした。
僕の学生時代は、製薬メーカーへの就職希望率が圧倒的に高かった印象ですが。
ひょっとしたら薬局の実習なので僕らに気を使っているのかな。
せっかくのご縁なので、基本的な業務はできるだけ短時間で行い、当店の特徴である様々な夢いっぱいの製品の事や、漢方の素晴らしさ、考える事の大切さ、薬業人である事の前に、人として、大人として、夢の話しなどを色々します。
さらに自己紹介を通して、どんな事を学んできて、どんな人になりたいのか?などをお話していただきます。
写真のK君(男性)は、行動力も、コミュニケーション力も、自分の考えを伝える事も、とっても素晴らしくて、すごいなと思ったのは人が話している時には自分の考えを出さないように空気を読んでいる事、などが見受けられました。
Sさん(女性)は、きっと初対面の僕といきなりコミュニケーションをとるのには緊張していたと思うけど、一生懸命に自分の言葉を紡ぎだそうとしていました。
調剤の際には、一目見ただけで和紙袋への生薬の封入などをとても器用にこなされ、今までの実習生の中でも群を抜く器用さが垣間見られました。
実習終了後、質問はありますか?っていったら次から次へ。
こういう想いを込めた学び合いが必要なのだと改めて感じました。