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花粉症 あなどるべからず!ペットで花粉症リスク増

観測史上最大だった昨年の花粉飛散量と比べると今年は平年並み〜中程度といわれています。
だからといって花粉の影響はあなどれません。
なぜなら花粉の飛散は一つのきっかけにすぎず、環境や体質が花粉症発病に影響しているからです。例えば、ペットをかっている人やお仕事柄動物と接することが多い人は、アレルギーになると悪化しやすい傾向にあるのではないかと思います。
動物の毛やダニによってアレルギーの指標である免疫グロブリンIgEが体内で多く作られます。
その状態で花粉の刺激を受けると花粉症はとてもひどくなります。
IgEの量は血液検査で測定することができます。
かかりつけの医療機関にて検査をしてみたらどうでしょうか。
ちなみに体内のIgEの量が多いお子さんがとても増えています。
これはた食べているものなんかもかなり影響あると思いますが、ペットを飼っているとリスクは倍増でしょう。
あんまりペットを悪者にしたくはないですが、ペットと上手に共存するためにも、飼い主側が注意をしなくちゃだと思うのです。
トリマーの方や、獣医さん、動物の飼育係の方、などなど、目のかゆみ、結膜炎、大量の鼻水、鼻づまり、咽のかゆみ、皮膚炎、気管支炎から喘息まで、悪化の一途を辿る前に早め早めの対応をオススメします。
免疫の話をちょっとしておきますと、IgE産生をするもとの物質(抗原)は、一度覚えてしまうとほぼ一生忘れないものなんです。
つまり、放っておいて治るって事はまずないんです。
偶然の産物か、幸運な何かが、アナタの身に舞い降りれば分かりません。
私自身もアレルギーだし、家には2歳のウェスティーのジェリーちゃんがいるし、これでは花粉の季節は毎年ただでは済まないですよ。
だから自衛策をこうじているのです。
目に見えないレベルのものなんてマスクぐらいじゃ到底防ぎきれません!
体内でどうするか!を考えなきゃ、と私自身は考えています。
まずは、IgE産生量を減らすべく、インターフェロンインデューサーなる植物エキスを毎日服用してます。
これはそれこそ元々、動物用薬「MACH(マッハ)」だったものです。
これを飲み始めてから自分はかなり楽になっています。
でもこれだけでは完璧ではありません。
漢方的な対策も忘れずに!
なおかつ、食事療法も忘れずに!
という形でなんとか頑張っています。
今年は結構寒いので、本格的に流行するのはまだ先かもしれませんが、不思議とボチボチ鼻がぐずぐずし始めた方がご来店されています。
花粉症をあなどるなかれ!
花粉は一つのきっかけにすぎません。
問題は体の中にあるのですから。

category:
花粉症
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