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自分事として これからの「医薬分業」を考えてみる

しろくま先生Facebookがシェアされていた内容を読んで。

「病院内に薬局が無いのは不便」と、政府が「医薬分業」の見直しを検討へ!

このような意見が増えてきているのはなぜなのか考えてみました。

そもそも薬局業界は、
医薬分業の大義名分をどのように考えているのでしょうか。

薬剤師や薬業界は心から、
医薬分業の何が大切だと考えているのでしょうか。

この記事を読んでまず感じた事は、
「まずは自分! 他人事では誰にも伝わらない」という事です。

自分が心から大切にしている事であれば、心から必要だと思っている事であれば、多くの方に伝わると思うのです。

国民の多くの方に伝わる大義名分があり、それを心から大切だとする薬剤師が大半だとするならば、このような意見が出てくることもないと思ったのです。

医薬分業にするメリットで一般的なのは、
・薬剤の分量が適切かどうか
・多剤併用による相互作用(飲み合わせによる副作用)を防ぐ
・他の病院で処方されている薬との重複や相互作用の確認
といわれていますが、これは果たして薬局薬剤師にしかできない事なのでしょうか?

技術的な進歩がすごいこの時代で、他医療機関どうしの情報共有化が可能になれば、IT技術によって不用になるものばかりです。

急速な少子高齢化で、国民の医療費は増える一方です。

その中に占める薬剤費の比率はとても多いのです。

国民の方々も国税の使い道を気にかけています。
どうやって必要な所に資本を集めるべきなのかを。

医薬分業は今、ふるいにかけられています!

わざわざ不便にしてまで、医薬分業を推進する確固たる理由は何なのでしょうか?

具合が悪い時に病院から薬局に行くのは大変だ、という声が多いのです。

ごもっともなご意見なのではないでしょうか。

他人事から自分事へ

薬剤師として、自分が信じる道を伝えることができたら、国民の皆様もぜったいに納得して応援してくれるはず!

そもそも薬剤師は保険医療の範囲のなかで、自らが薬の選定・中止を行う権利を持っていません。
持っているのは誰か(医師)が選んだものの確認し、意見をするという権利なのです。

自分で選んだものだから、責任も義務も生じるのです。
権利と義務、責任感とプライドも、医師と薬剤師には制度上も大きな差があります。

薬剤師が薬のプロフェッショナルなのであれば、保険医療の中でも薬剤師自らが薬を選び・止める権利をもっていなければ、国として薬剤の使用量を減らす事や、医師に対する真の抑止力には成りえません。

薬業界では 薬剤師の能力向上が声高にさけばれて久しいです。

職能の向上には何が必要なのでしょうか。

問診や望診、検査の結果などから、患者さんの体調を判断して、薬剤の要・不要を自らで決定できる能力が必要です。

その能力をつけるためには、自らが治療プランを策定し、自らが薬剤を処方できなければ、実際に自らの責任の上で行わなければ、つまり自分事として行わなければ、なかなか身になることが難しくなるでしょう。

実体験として学び体で覚えるために、机上の空論に終わらいないために、必要な手法です。

使った薬剤によって患者様の体調がどのように変化し、それを感じ取ってどのようにすればよいのかを提案できる、自らの判断基準を養う事と実践の場が必要なのです。

医師はそれを病院で行っています。
制度をもって研修を行っています。

薬学部も6年制になりました。
調剤薬局や病院では実習が始まっています。

これは、医薬分業ありきの実習です。
当然ですが現行の薬剤師の職能の範囲での実習です。

この記事の内容のように医薬分業という制度自体が変わっていったとき、薬剤師として医療と臨床に何ができるのでしょうか?
病院内での業務に携わることができる薬剤師はごく少数です。

薬剤師法でいう「国民の健康な生活を確保する」ために、さらなるレベルの向上が求められています。

現在当店では「可能性セラピー」と題し、薬剤師の臨床能力、バイタルを読み取る能力、治療プランを作成する能力、病状の経過や変化を判断する能力の基準を養う、という事を漢方医学を基本として、閉店後に毎月2回~ほど行なっています。
スタッフの研修として始めまた事ですが、自分自身が今まで勉強し実践してきたことを、お伝えすることでより明確化することができるので、非常に自分自身にとっても勉強になっています。

主に「中医学」「漢方」の考え方を紐解きながら、実際的に患者さんが訴えることがどのような病状であるのかを学び、漢方薬やサプリメントの運用法へとつなげていくのか、など理論の実際的運用方法が主体です。

臨床は体で覚える!

なぜなら、
必要とされる人になるために(自分事)

20150304

体で覚えるといえば、バランススポーツは最たるものではないでしょうか。

花粉症の季節には波乗りには行かないようにしています。
なぜかというと、海から出た後には必ず花粉症の症状が悪化してしまうからです。

ぬれた体が乾く時の「気化熱」で体温を奪われると
体表面や粘膜が発熱しながら血行がよくなります。

僕のアレルギー体質はその時に、体表面の透過性が高まるのでしょう。
アレルギー症状が非常に悪化するので、しばらくは波乗りも無理せずお休みです。
再開はゴールデンウィーク前でしょうか。

お酒を飲んでも同じように花粉症の症状が悪化します。
だから、この時期はお酒もひかえています。

海に入らない時のお友達は「CAEVER」のスケートボードです。

このスケートボードの特徴はトラックです!
まるで波乗りをしているかのような感覚を陸上でも感じさせてくれる乗り味を実現。

週に2~3回、ほんの何分かですが、アップスやターンの間隔が気持ちがいいのです。

スケートの技術はほとんどないので、なんのトリックもできませんが、とても気持ちがいいので大好きです!

僕に最適なスケートを選んでくれたのはこのお店です。

こんなスケートに乗りたい!
サーフボードを選んで欲しい!
という方にお勧めのショップです。
Surge Coast Store (at Yokohama)

surgelogo

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ごう先生の独り言
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