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漢方たなうぇぶ>GOブログ>痔はぬり薬で治ったとは思わないほうがいい

痔はぬり薬で治ったとは思わないほうがいい

痔の人っていまだにとっても多いです。
塗り薬の普及や、手術の技術の進歩は目覚しく、苦しみから解放されるのって本当にありがたいことだと思います。
しかし、痔は二本足で立って歩く人間にとっての宿命みたいなものです。
胴体部分の一番下に位置する肛門周囲の静脈には、血がたまりやすいという構造的な欠陥が、痔の根本的な原因だからです。
足にできるミミズが這ったような静脈瘤とおんなじようなものです。
痔で悩んでいる人たちにその説明は一生懸命にはするのだけれど、具合がよくなったら治療をみなやめてしまいます。
しかし、再発率のものすごい高い病気であることをしっていただきたいのです。
治ったのではなく、一時的に治まったにすぎません。
きっかけがあればまたいつでも悪化しかねません。
それは手術をしてもです。
それはどんな病気に対しても同じことがいえるかもしれないけれど、なにより痔は悪化しやすいのです。
肛門は、排泄の要であることは間違いありません。
気持ちよくスッキリと排便できることは、あたかも当たり前のように感じてしまうかもしれませんが、具合が悪くなると、その苦しみはその人にしかわかりません。
きっかけは、暴飲暴食や、肉体疲労、心労、冷え、などなど、さまざまですが、それが引き金となり、肛門周囲の血行がかなり悪くなると、痔は確実に悪化をします。
再発は忘れた頃にやってきます。
悪化させないようにすることが必要だという事をわすれないでいただきたいのです。

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ごう先生の独り言
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