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猛暑と熱帯夜の余波 皮膚病

「皮膚は内臓(胃腸)の鏡」という言葉は実に漢方の言いたい事を表しております。
アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など長患いの皮膚病は、内臓のコンディション次第ではあっという間に悪化することもあれば良くなる事もあります。
今年は猛暑と熱帯夜が続きましたので、おそらくは水分や冷たいもの、生ものなどを飲み食いする量が多くなってしまった事でしょう。
これが最も内臓を弱らせます。そんな中で残暑~秋を迎える事となります。
残暑で暑さが戻ると、皮膚の炎症が再び強く出たり、分泌液が多くなったり、湿疹が増えたり、等の悪化が心配です。
そんな時に漢方では、他に現れる口の渇きや汗、便通などの症状から体の状態を判断して、「熱を去る」、「湿を去る」などの働きのある最適なお薬を選び対応します。
これは悪化した皮膚をできるだけ早く良い状態に戻す治療です。
病状が悪化の一途を辿っていくことは、皮膚病の本質を更に治りにくいものとしてしまいます。
悪化したら速やかにそれを改善すべく最善の方法をその都度とっていくしかありません。
フットワークと根気が必要です。
内臓が弱ったまま秋の乾燥期を迎えるのも心配です。
皮膚の新陳代謝が衰え乾燥に耐えられず、粉を吹いたりヒビ割れてしまい、暑湿期とは違った辛さに悩まされます。
慢性的に皮膚病でお悩みの方が、潤いのある皮膚を常に保てるようになるまでには一長一短にはいきません。
特に小児の皮膚病に漢方をおすすめする最大の恩恵は、皮膚の新陳代謝を内臓を丈夫にすることで高めていく日頃の養生にあると私は考えております。
一般的に「体質改善」と呼ばれている治療です。
大人になるにつれより難治度が益すのは、仕事や生活のためにかかる負担の増加と、趣向品などが増えたことによりライフスタイルの制限が困難になるからです。
小さいお子さんであれば、親の管理の下で摂生することができるからです。
この差は実に大きいです!(反動も心配ですが)
少子化の中であってもアトピー性皮膚炎や慢性の湿疹などの皮膚病は確実に増えています。
その原因は一つではなく現代の様々なことが影響しております。
私は個人的に漢方の治療が好きであり、オーガニックな食品をとりいれたライフスタイルが好きであり、それを駆使することで現代の難治性の病気に立ち向かう可能性を秘めていると感じます。
私自身も沢山の方々のお悩みを一緒に考えさせていただくという毎日の積み重ねによって、日々成長(?)させていただいております。
毎日店頭では本当に難しいご病気や症状のご相談が増えていると感じます。
いったい何ができるのか。一緒に考えてみましょう。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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