ぜんそくの子供の割合が幼稚園から高校で、いずれも過去最高になったことが8日、文部科学省が発表した今年度の「学校保健統計調査(速報)」で明らかになりました。
しかし、実際に喘息を患っていた私自身から言わせてもらうと、喘息だと診断されているお子さん達をみていると、?本当に喘息?と思ってしまうようなお子さんも実際はかなり多いと思います。
季節の変り目や、秋や冬などの乾燥期に、咳が出やすいお子さんが皆喘息ではない。
実際に肺が弱いお子さんは沢山いると思います。ですが、咳やちょっとした気管支炎で、すぐに気管支拡張剤を使ってしまうのは、やっぱりよくないと思います。
私は生まれてからこのかた、喘息の発作が起きた時も、風邪を引いて呼吸が苦しくなった時も、一度も気管支拡張剤を使った経験がありません。
親もよく薬にたよらず、ココまで育ててくれたものだと感心します。
病気を克服するまでには、耐えて、自分の力で治す、という事を実感することが必要だと思います。
実際に小さい時はよく風邪をひいていました。
いまでもちょこちょこは風邪をひくけれど、呼吸が苦しくなってしまうような風邪をひくことはほとんどありません。
これも、小さい頃苦しんで、自分の力で治していった、風邪のときの過ごし方にあるのでは、と思います。
世の中のお母さん、お父さんは、安易に新薬を使いすぎです。
今の苦しみをすぐにとってあげたい、と思うのは親だったら当たり前です。
しかし、しょっちゅう苦しんでしまうような体にしてしまったのは、半分は親の責任でもあります。
苦しんで克服しないと、変わらないことも沢山あることを知ってください。
喘息や、喘息予備軍のお子さん達には、苦しくても自分で治す、峠を越す、という感覚を知っていただかないといけないのではないでしょうか。
子供の喘息 この10年で倍に
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