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副作用情報に関心大

医薬品医療機器情報提供ホームページの副作用情報がホームページ上で詳細な情報提供を始めたらパンク寸前になったそうだ。
この薬の副作用は大丈夫ですか?
とよく質問を受ける。
この薬は害はありませんか?
という意味であろう。
薬なんてそもそも諸刃の剣!人間が人間の都合のいいように主作用、副作用と決めているのだから、副作用のない薬なんて存在しないでしょう。
なんて書き方は誤解を招いてしまうので、注意をしなくてはいけないのですが、誰にでも薬で具合を悪くするリスクはあるのです。
安全性100%なんて、食品でも絶対にいえないですよね。
先日の中国産キャベツの問題なんて明らかに不安を覚えますよね。
食品だって牛肉の問題もそうですが、輸入時の保存方法や、検疫で行われていること、売れる食品にするための加工など、現実を目の当たりにしたら、ろくに食べられるものがなくなってしまうほど、ではないでしょうか。
そんな裏事情を公の場で公表したいのではなく、自分なりにリスクが少ないもので、できる限りの健康維持をその前にするべきではないのでしょうか。
薬でも手術でも、ある病気が発病してしまい、必要なベストな治療にリスクのあるものを使わないといけないという状況であったら、それは仕方がないのではと思うわけです。
副作用もすべて分かった上で、リスクはある上で、医療も成り立っているのです。
わざわざ体調を悪くしよう、として医療に従事している人なんていやしないんですから。
保健医療の範疇では難しいことが沢山あります。
自分が自分のために、家族や、友人、知人のために、何ができるか、どこまでできるかなんじゃないでしょうか。
医療も様々な分野があります。
お医者さんだって、その全てを知っているわけではありません。
専門医に、他の分野の事を沢山質問したって、それできちんとした回答が得られるとは思えません。
私に、心臓を動かしたままバイパス手術をする方法を尋ねられても分からないのと、おんなじです。
その道のプロにそうだんするべきでしょう。
しかし、全ての情報の整理、自分にとってのベストチョイスを、全ての場ですることなんてできるのでしょうか。
自分が信頼した人と一緒に考えるしかないのではないでしょうか。
ぐずぐずしていると手遅れになってしまうことだってあるんですよ。
自分の身を守るためには安全性を確かめる事は大切です。
しかし、必要以上の不安を与えることは、回復に却ってマイナスに作用することがあることも知ってください。
私も肝にめいじて、気を引き締めて、良いか悪いかをご提案できるようにありたいと思います。

category:
ごう先生の独り言
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