当店の小さな地球。
妹のタマの力作。
こんな小さな鉢植えの世界であっても、
土の中の微生物の生命があり、
根ざした植物の生命があり
鉢というバイオスフィア（生命圏）という
一つの小宇宙、小地球の環境を、
母なる大地（鉢）という世界を、
最適な状態に保とうとしている。
いうなれば、
マザーシップ！
もしくは
ガイア！
私たちの体という一つの世界しかり。
大和という土地柄の世界しかり。
神奈川であれ、日本であれ、
枠組みを決めてしまえば、
それで一つの世界としてみることができますよね。
タマお手製の寄せ植えも、
それ自体を一つの生命体だと、私はとらえています。
そう見てみると、
今うちのお店にはいろんな生命体があります。
感じることはできないけれど
それぞれが、
お互いに影響をしあっているはず。
自分の体の世界はどうなっている？と想像してみてください。
今日私が生きているだけで、
沢山の共同共生体にとっては、
恐ろしいほどの化学汚染被害を被っているかもしれない、
大水害を被っているかもしれない、
温暖化や氷河期を強いているかもしれない。
生活の中で体に負担をかけていることを
そんな風にイメージしてみると、
どうすることが望ましいことなのかが
なんとなく感覚的に掴みやすく、
僕はイメージしやすくなってきました。
数字だけの判断では、
なかなかイメージできませんよね。
予防と養生とは、
体という環境のエコロジーを考え、
それに最適な方法を見つけることなり！
病気ばかりを気にしてちゃもったいない。
体をみよう。
その人をみよう。
70代の関節痛でお悩みの女性のお客様。
漢方薬や軟骨成分の補助療法に取り組んですでに３～４年。
一時はよかったけれど、最近あんまり良くないよう。
ここ５年でだんだんと
毎日だと気にもとめないスピードで、
しかし確実に体重増。
私は決心していいました。
やせましょう！と。
ご本人にしてみれば、
痛みが簡単にとれると思ってただろうし、
症状を緩和する治療をしていたのに効き目がないのだから、
いまさら痩せたって・・・、
思っていたことでしょう。
僕があんまり情熱全開で無理ない方法の痩身法を提案するもので、
根負けしてか挑戦することに。
これはほんの１週間まえのこと。
１ヶ月分のやり方をご提示してもらって、
お帰りになられました。
まだ1週間経った頃なのに、
「先生ありがとう～。」って今朝ご来店されました。
その方は開口一番、
「痛みが本当に楽になったわよ。こんなに早く効くなんて。」
と早口でまくし立てられ、
最初は何の話をしているのか分からず、
僕のほうがポカーンとしている始末。
だって、
すぐに痛みをとる薬なんて差し上げてないんですから！
女性の一人暮らしは食事の不摂生が甚だしいようです。
甘いものに目が無いもので、
ひょっとしたら僕の想像をはるかに上回るほどにめちゃくちゃな
お食事だったのかもしれない、と今は想像しています。
こんなに短期間で何か効いたのでしょうか。
痛みを軽減するお薬は今でとなんら変わらず、
変えたのは食養生のサポートに、
微量栄養素や色素、繊維などの補給となるものを差し上げたにすぎません。
（質は吟味してますから最高のものだと思っています）
つまりは、
食事が悪くて組織の修復がおいついていなかったのでは、
と想像しています。
たった１週間ですから、
めちゃくちゃに痩せたというものではありません。
しかし、
体が本来持っている治癒力をかなり引き出したという
実感はあります。
局所的な痛みだけをみていてはいけない。
体全体の調和が必要不可欠です。
そんな風に視野広くみていけるように
私自身が要修行です。
いや～、
でも良くなったよ～っていうご報告って、
ほんとうにいいもんですね。
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