放っておけば治る・・・、というのが現代医学の大半の見解である「五十肩(四十肩)」。
果たして少しでも治りやすくする方法はないのだろうか。
漢方では色々な考え方がある。
「冷え」をきっかけに発病したもの。
「湿気」の毒気に中てられて発病したもの。
「風」の毒気に中てられて発病したもの。
ただ、漢方相談薬局に相談にくる段階ではすでに3ヶ月〜半年、ひどい場合は1年が経過した時点で、ご相談にご来店されているため、発病初期のような症状はほとんど無い。
慢性化しても治らない肩関節の周囲の筋肉、筋、の痛みをどのように考えて治療すべきだろうか。
慢性的な五十肩の方々の多くは、動かすと悪化される。
安静にされているとわりといい。
寝ている時に寝返りをうったりされると痛みがひどくなる人が多い。
これらの事から推測される原因は、
�@筋肉を滋養する「血」が、筋肉中に不足している。
筋肉や筋は五臓六腑の「肝」より滋養されているというのが漢方の生体観なので、肝臓由来の「血」を増やす漢方薬が必要となる。
�A血の滞り(気の滞り)がある。
慢性病は必ず血行が悪化すると漢方では考える。(当たり前ですよね)
当然患部が気になってしょうがない。つまりはストレスが生じるわけです。
漢方では「気になる」ことにより、本来血液を押し流す働きを持つ「気」が、気になっている部位に集まってしまい、血を押し出す力に回りにくくなる、という考えか方があります。(回りくどくて分かりにくいでしょうが・・・)
筋肉や筋(軟骨や骨に至るまで)に血を充実させる漢方薬と、
気血の滞りを改善し、浄化をする漢方薬、
これらの併用が慢性的な肩関節の周囲炎には、今までの治療を振り返ってみると、確実であったと思います。
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五十肩(四十肩)
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