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漢方たなうぇぶ>GOブログ>ワールドカップと鳥インフルエンザ

ワールドカップと鳥インフルエンザ

あと100日足らずで4年に一度のサッカーの祭典!「ワールドカップ」が開催されます。
首をなが〜くして楽しみにされている方々も多いのではないでしょうか。
ワールドカップに水をさすわけではありませんが、ヨーロッパに蔓延している鳥インフルエンザはかなり心配です。
おそらくはサッカー関係者の方々も気が気でないのでは?(勿論考えてくださっていることを願います。)
最近、鳥から猫への感染が確認されました。
猫!って聞いてしまうと人へ感染が拡大するのも時間の問題だなぁ〜なんてふと頭をよぎったわけです。
人への感染も今まで100人弱はいたかと思います。
ウィルスの突然変異能力は、人知ははるかに凌駕しているように感じます。
広がればあっという間・・・。
様々な交通機関により、人の行き来は第一次世界大戦当時のスペイン風邪のレベルではありません。
なんとなく、まだ実感が湧きませんが、おそらくとてつもなく恐ろしいことだと思います。
余談ですが、今年インフルエンザの予防接種をしたのに、インフルエンザが発病された方って、とっても多かったと思いませんか?
当店のお客様でもそういう方が沢山います。
休日診療所で当番している時にも、当店のお客様がご来店されました。
「先生〜、私も子供もインフルエンザの予防接種したんですよ。」
というお話を聞きながらタミフルをお渡ししたわけです。
その日は延べ100名強の患者様が昼間の当番のさいに受診されました。
タミフルも沢山調剤しまいた。
それだけ多くのインフルエンザの患者さんと接しましたが、私はインフルエンザには罹りませんでした。
その差は何なのか?をもっと考えるべきではないでしょうか。
「がん」という病名を宣告されますと、ほとんどの方がイコール「死」を連想されるかと存じます。
これも「イメージ」の問題であって、実はもっと大きな問題があります。
「がん」を発病された方々の直接的な死因の中で最も多いのが「感染症」です。
???
と思われる方も多いかとは存じますが、確かに「がん」は恐ろしい病気です。
しかし、それで直接にお亡くなりなっている方よりも、「がん」もしくは「がんの治療」によって免疫力が低下することで、「感染症」を発病し、つまりは風邪をひき、「肺炎」などへ発展してお亡くなりになるわけです。
「がんの治療」とわざわざ書きましたのには理由があります。
「抗がん剤」、「放射線」、「手術」、その他様々な最先端のがん治療は色々ありますが、どれも身体に負担になる事ばかりです。
「抗がん剤」や「放射線」の治療は、骨髄の造血機能を破壊しつくしてしまいかねません。
治療中のほとんどの方々が、血液検査をされてお気づきかと存じますが、「白血球」(リンパ球)の数が、治療を継続していくうちにどんどん減ってきていることがわかります。
この状態は風邪を引きやすく、風邪に罹ると治りにくい、という事がわかります。
高齢者の死因で最も多いのも「感染症」です。
簡単にいえば「風邪」です。
ドクターが患者さんへのご指導の中で「風邪を引かないように。」とよくおっしゃられていますが、全ての風邪を治す薬がないのと同様に、風邪をひかないようにする予防法など絶対にありはしないのです。
そもそも無理な話を、究極の予防をしなさい、というのにはいささか問題もあるかと思います。
ドクターを非難したいのではなく、患者さんご自身が、誰かに、何かに、治してもらおう、と考えるのではなく、自分の自然治癒力を高めるために、何をすべきかを考えていただきたいのです。
自分でするしかないのです。
話が肥大化してしまいましたが、100日後のドイツでのインフルエンザの状況はどうなっていくのでしょうか。
渡り鳥の行き来が多くなるだけでなく、ワールドカップの規模ですと人の行き来も半端な数ではありません。
そして、そこから再び帰ってくる人たちから日本国内での蔓延という事も心配です。
いったいどうなってしまうのでしょうか・・・。
まずは大好きな日本代表の選手達が、鳥インフルエンザにならないように、何か応援できないかを考えたいなぁ、と思いをめぐらせています。
その前に、現在欧州の様々なリーグで活躍している日本代表の選手たちの体調も心配です。
特に中村俊輔選手は、私と同じ高校の出身者です。
私の方がはるか先に卒業をしておりますが、体調管理で不安な事があったらお気軽に相談していただきたいものです。
そして、ワールドカップを観戦されるご予定のあるかた。
インフルエンザに感染しないように、抵抗力を高めるべく予防と養生をはじめていただきたいと思います。
(観にいけるなんて、なんて幸せなんでしょう!)
野山に住んでいる野生の動物達が怪我をしたとします。
「先生!怪我しちゃった。手術しておくれよ。ウッキー。」
なんて事はありませんよね。
治るまで、ただジッとしているわけです。
自然治癒力にもっともっと目を向けることも必要なのではないでしょうか。
話題の「きっこのブログ」のパクリみたいですいません・・・。
本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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