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チェ・ジウ姫 過労で倒れる!のTV街頭インタビューで

チェ・ジウさんが過労で倒れられ入院療養中というニュースを見ていてとても印象に残ったことがある。
韓国の街頭で、韓国の方たちにこのニュースを聞いての感想を不特定多数にインタビューしていた。
その中で、「チェ・ジウ姉さんが倒れているのに自分だけ遊んでいるのは申し訳ないから今日は早く帰ります。」と言っていた韓国人男性のコメントにも、優しい人柄がにじみ出ていていいなぁ、と思ったのですが、ある韓国人女性がこんなことをコメントしていたのが印象に残った。
「チェ・ジウ姉さんに漢方薬をもっていってあげたい。」と言ったのだ。
疲れている、という自覚症状に対して一番いいのはやっぱり漢方薬だと私も思う。
カフェインのような興奮剤では、一時的に体はシャキッとするのだけど、結局あとでぐったりしてしまう。
疲れによい漢方薬と、カフェイン配合の新薬のドリンク剤(強壮剤)との大きな違いはいったい何なのか、というと、それはこう表現できると思う。
漢方薬はいわば、ガス欠の車にガソリンを入れるように働きます。
しかしガソリンが勢いよく瞬時に満タンにできるようなものはあまりなく、毎日コツコツと補っておくのが最も良いので、即効性をあまり感じられない。
方やカフェイン配合の強壮剤は、ガス欠の車を無理やり動かしているようなことになる。
痩せ馬に鞭打つ、という表現がピッタリだ。
韓国の方々は本当に疲れているなら漢方薬が良いことを知っているのだろうと思った。
日本人でそう考える方は果たしてどれぐらいいるのだろうか。
結局、早く効くことばかりを求めるが故に、当たり前のことを見ないようにしてしまっているのかもしれない。疲れに効く!というイメージはヒロポンのような覚せい剤が使われていた時代のまさにヒロポンをイメージしている方が多いのだ。
眠らないでも、食べなくても、疲れ知らずでどんどん仕事ができる!みたいなものは自然にできるはじはなく、最終的には覚せい剤や興奮剤のようなものに頼るほか無い。
漢方薬にすばらしい気付け薬がたくさんあるので、私は疲れていてもたくさん漢方薬で救われている。
これから夏の消耗の多い季節です。
心臓を初めとする、内臓諸器官に負担が多くかかる季節です。
熱中症に水分補給だけでは、必ず体力は落ちてしまう。
スポーツドリンクだって糖分と電解質は補給してくれるが元気は補給できない。
冷たいものや水分ばっかりとっていると、胃腸は弱り結果的には飲食物からエネルギーを産生する能力は落ちてしまいバテ気味になりやすくなる。
だからこそ「気」を補給するような生薬をあわせて補っておきたいものです。
倒れる前に、あらかじめ補給しておくに越したことはありませんので、そろそろ始めておいたほうがいいかもしれませんよ。

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ごう先生の独り言
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