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たなべっくす12月号(vol.27) 漢方薬と副作用


お手紙版タナベックス12月号(vol27)の発送準備が完了しました。
来週より順次発送いたします。
今日から少しずつクリスマスの飾り付けをし始めました。
もう少し早くから実行したかったのになかなか時間がとれずいました。
これから少しずつよりクリスマス感のある雰囲気にしてみたいと思います。



漢方薬の門戸を叩いてから10年が過ぎ、
最近少しずつだけれど理論と実際の治療との感覚的なズレ(溝)が狭まりつつある。
道はまだまだ険しきと思われるが地道にコツコツと歩みを進めて行きたい。
ここ数年で様々な者が漢方を使うようになり、
当店に相談におみえになる方が
すでにいろいろな医療機関で漢方を処方されるようになってきた。
治療のしかたには様々なアプローチはいろいろある。
処方と配合生薬も最適なものを選ぶ技術が必要となる。
そのためには症状だけではなく、
その人の生活や仕事、食事、病歴、性格、精神状態など
様々な条件の把握がある程度できていないと
どれぐらいの体力状況なのかを類推することもできず、
治法ならびに処方を考えることは難しい。
最近特に当店にご来店される人は
様々な治療をしたけれど治らないのでご相談におみえになる
というケースが増えているだけに
こじれたケースが多い。
もっと早くにご縁があればとも思うけれど、
本当に困らなければ自らガンバって治療しようなどとは思わないだろう。
漢方が保険医療でも多く使われるようになり
副作用報告も増えている。
現実に、
副作用の欄が大幅に加筆されてきている。
それはありとあらゆる処方に対していえることである。
しかしよく考えてほしい。
漢方薬には本来は副作用というものは無いに等しい。
あるとすれば運用法の間違いなのであり、
それは誤った治療を意味する「誤治」という言葉が適切である。
運用方法を切磋琢磨せずに
漢方薬の乱れうちが横行している節がある。
薬を使った後の状態を観察し、
何を間違ったのかを学ぶことができず
そのまま使い続けるのはあまりに危険すぎる。
病人の体力の状態と、
薬の強さ、
というバランスを見る目を
今以上に体得していかなければならない。
漢方薬を飲んで、
すぐには治らないのは病状によってしょうがないこともある。
しかし服用後悪化していく場合は、
それが問題ない反応なのか危険な兆候なのか、
判断する能力が必要である。
年末年始の営業のご案内
年内は12月30日(木)まで
年始は1月6日(木)からの
営業となります。
12月31日~1月5日までの6日間をお休みします。
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