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ごう先生が考える 現代の子供の食事について

子供が欲しがる食べ物をあたえてばかりではいけない!
私は心を鬼にして、よくこの話を子育て中や出産前のお母さん、お父さんにお話します。
これはお子さんの将来の健康のためにとても大切なことなんです。
子供が食べたがるものは、お菓子やジュース、デザート、お肉、洋食がほとんではありませんか?
乳製品なども大好きな子が多いです。
でもそんなものばかり食べさせていたら病気がちなお子さんになってしまいます。
これだけ豊かになり食べ物が贅沢になってから健康で丈夫なお子さんが増えたかと思うと決してそうではありません。小児科に行けば一目瞭然です。
最近のお子さんにはとにかく喘息やアトピー、中耳炎、鼻炎、蓄膿症、などが多く、風邪もとってもひきやすいです。
どのお子さんをみても、キレイでピカピカでものすごくカワイイのですが、豊かな食生活と清潔すぎる生活環境のせいで、体の外側からではなく、体の内側から病気になっています。
体に現れる病気だけでなく心にも影響しています。
さまざまな書籍や諸先生方のご指導のなかにも多く出てくる意見です。
栄養不足で衛生環境が悪い時代には結核や疫病など、体外からの病気が蔓延し命に関わってまいりました。今はそれとは逆で豊か過ぎる栄養と清潔すぎる生活環境の中で病気が増えています。
高血圧や糖尿病、高コレステロール血症、高中性脂肪血症、高尿酸血症(通風)、ガン、アレルギー、膠原病、うつ病、自律神経失調症、などなど、現在増え続けている病気は豊かさゆえの代償といってよいのではないでしょうか。
団塊の世代を含む中高齢者層は、豊かになり始めたのは30代以降ですが、現在30〜40代の方は生まれながらにしてすでに豊かでした。それでも幼少期に今ほどコンビニやファーストフードなどはありませんでしたし、明らかに現在のほうが子供にあまく、当時よりは明らかになんでも好きなものを子供の意にそうように何でも与えています。
今の乳幼児が40〜50代となったとき、はたしてどんな健康状態になるのであろうか、と考えるとかなり心配です。
自分のお子さんにはどういう食生活が必要なのかを、私と一緒に考えてみませんか?
小さいお子さんのうちにしか食べ物改革はおそらくできないでしょう。
健康なお体を作り上げてあげることほどすばらしいことはありません。
その有難味は日々何気なく過ごしていると当たり前と感じてしまうのですが、これほどに有難いことはありません。
しかし健康は即席にはできません。毎日のお過ごし方しだいでいかようにも変わるのです。
だからお子さんに健康という最高のプレゼントをあげましょう!
子供が欲しがる食べ物ではなく、子供に食べさせたい食べ物があります。
自然医学の考え方を取り入れた考え方が今最も必要なのではと考えています。
医食同源だからです。

category:
すくすく子育て
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