GOブログ

治療方針

お薬、漢方、健康のお悩み
お気軽にご相談ください。

046-261-1380

10:00〜19:00
定休日:日曜・祝祭日

メールでのお問い合わせは
こちら»

  • Twitter
  • Facebook

漢方たなうぇぶ>GOブログ>「内臓肥満」は悪玉脂肪細胞の巣

「内臓肥満」は悪玉脂肪細胞の巣

検査結果はそんなに悪くなくても、
ウエスト周りが太っているのが一番危ない、という事実をご存知でしょうか?
自分だけは大丈夫だと、まるで他人事のようです。
突然倒れてしまう。
脳卒中、心筋梗塞などの、脳心臓血管疾患であります。
運よく後遺症が残らない方もいるけれど、大半は何かしらの後遺症に悩まされることでしょう。
命に関わることも多いものです・・・。
そんなお話がこのごろ多いと感じませんか?
特に40代後半から60代後半ぐらいまでの年代に非常に増えています。
ほとんどの方々はきちんと健康診断もしているし、検査の数値は多少高かったり境界ギリギリぐらいだし、血圧やコレステロール、血糖を下げる薬なども飲んでいる。
それなのになぜ?
ひどい言い方ではございますが、倒れてしまってからでは本当に後のまつりなのです。
このような方々の多くはウエスト周りが太っているという共通点があります。
内臓脂肪がたっぷりとついているのです。
内臓脂肪をたっぷりと蓄えた「脂肪細胞」は「アディポサイトカイン」と呼ばれるものを分泌します。
これが厄介な代物で、
血管の炎症やインシュリンの効きを悪化させる「TNF-α」や、
インスリンの効きを悪化させる「レジスチン」、
血栓形成を促進する「PAI−1」、
血圧を上げる「アンジオテンシノーゲン」、
血管平滑筋を増殖させ動脈硬化を進ませる「HBEGF」、
などがあります。
血栓形成による脳梗塞。
血圧が高くなり血管がもろくなれば脳出血。
動脈硬化が進み血管がつまれば心筋梗塞や狭心症。
このような致死率の高い、助かっても後遺症の出やすい、重篤な病気へと発展するのが特徴です。
恐ろしいのは前触れがほとんどない事です。
あえて前触れの例を挙げるとすれば眼底出血はプチ脳出血とお考えください。
お腹にたっぷりとついている内臓脂肪を減らすことを真剣に考えないと、どんな治療薬を使っていても安心はできません。
第一お腹が出ているよりはスッキリしているほうが格好がいいじゃないですか!
女性はダイエットに対する意識が高いので取りくんでいただける方は多いものですが、男性の場合はあきらめが早い方が多いので、すらっと格好の良い体型を維持してちょい悪オヤジを目指していただきたいものです。
私は内臓脂肪が肝臓から胆汁、便へと排泄される仕組みに注目して、その働きを高めるリンゴポリフェノールを取り入れた食事療法を最近ではご提案しております。
働き盛り〜定年後のご年代の方々はもっとご自身の体調を整えることを考えていただきたいものです。健康な体があって初めて楽しくお過ごしになる事ができるのですから。
先日、中高年男性のプチ整形の需要が高まっている、なんてニュースを目にしました。
団塊の世代!の退職者が増えます。
見た目の事を気にしすぎて、根元からボキっと折れてしまったのでは、これからの人生を楽しむことができなくなってしまいますよ。
最後は健康だから楽しんでお過ごしになる事ができるのだ、という事を肝に銘じ、お腹が出ている方は引っ込める努力を真剣に始めてみてください。
自己判断でのダイエットに迷ったら、そのときはいつでもご相談ください。
チョイ悪オヤジは体型も重要です!
そして、チョイ悪なのに、健康なんです。
それがミソってもんです。
最後には元気なやつの勝ちですよ。
本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
よろしかったら↓クリックしてください
人気blogランキング</a
原宿発 「食の問題」提議! 幅広い問題定義には脱帽です LOWRIDER
ブログの情報をいち早くお知らせ
ブログ+α
メールマガジンTANAVEX

category:
ダイエット
tags: