当店の前には交番があります。パトカーやバイクを停めるスペースの歩道を挟んだところに、猫ちゃんが住み着いております。寝蔵はどこか他にあるようですが昼間はここに通いできております。
当店では「トラちゃん」と呼んでいます。
今日は寒いのでまるくハコ座りをしてじっとして、時に胸や前脚をペロペロと毛づくろいしています。
暖かく日向ぼっこが心地良い時はお腹を出してゴロンとしていることもあります。
当店のちょうど真向かいにある交番の脇に土がむき出しになっているところがありますが、そこは「トラちゃん」のおトイレです。不思議とちょうど最中なのをよく目にします。毎日快便です。
行き交う人を魅了して止まない「トラちゃん」の餌場には貢物をする人たちが後をたちません。
まさにホスト？ホステス？さんです。
ちょっと食べすぎてやしませんか「トラちゃん」、メタボになってしまいますよ！
親切が仇にならぬよう、「トラちゃん」の可愛さに心を奪われた人たちにはご注意願いたいものです。
そのおこぼれを真っ黒なカラスや、鳩の群れが度々狙っており、最近では「トラちゃん」はこの餌場からなかなか離れようとしません。
心配なのはとってもココは交通量が多いという事。
とっても上手に車をよけて道を横断するのだけれど、いつもヒヤヒヤしてみています。
今も「トラちゃん」はしずかにハコ座りしています。
「トラちゃん」が今日も無事でありますように。
逆流性食道炎や慢性胃炎、ピロリ菌などと診断され、胃酸の分泌を抑える薬を長期に渡り服用していたり、ピロリ菌の除菌治療を経験したことのある方はとても多いでしょう。
そもそも受診されるきっかけは、胃やお腹の痛み、痞え、もたれ、張り、ゴロゴロ鳴る、などの症状。
治療でこれらの自覚症状が良くなったのであれば問題はありません。
しかし、実際には自覚症状はあまり変わらないけれど薬は継続しているという方々から、漢方で良くしたいというご相談がございます。
検査をして胃腸に潰瘍やポリープ、炎症の後、腫瘍などが見つかるケースもあります。
膵臓や胆嚢、胆管、肝臓、などに病気が見つかる事もございます。
検査で大病が見つかる前のお体からのサイン（お知らせ）であるケースなどもあり、人の体には不思議な事もあるものだという事もときどき経験します。
「廃用性萎縮」とは、しっかり使わないと退行し、臓器自体に萎縮がおこる事です。
薬で胃酸の分泌を長期に渡り抑え続けると、胃粘膜は萎縮して機能がどんどん低下していきます。
そもそも胃腸が悪い人の多くは、消化力が旺盛ではなく、粘膜の再生力も弱い事が多いわけで、さらに機能が低下してしまっては今より健康になれるのかと心配になります。
人に備わる自然治癒力が充実してはじめて元気な内臓や心を維持することができるものです。
漢方を基本としつつも、ライフスタイルの改善を積極的にご提案するようになってから、自然治癒力が上手に引き出されてか、漢方薬の効きがより良くなりご好評です。
胃腸の調子がよくなるととても大きな自信になります。我慢していた旅行にも行けるようになるなど生活の質がグンと向上します。
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