GOブログ

治療方針

お薬、漢方、健康のお悩み
お気軽にご相談ください。

046-261-1380

10:00〜19:00
定休日:日曜・祝祭日

メールでのお問い合わせは
こちら»

  • Twitter
  • Facebook

漢方たなうぇぶ>GOブログ>「がん」の代替療法について考える

「がん」の代替療法について考える

「アガリクス」の発ガンプロモーション騒動から
しばらくの時間が経ちました。
今、死亡原因の第一位である「がん」。
こうなってしまったのは、
果たして何なのでしょうか。
ふと思うことがあります。
この手術は本当に必要だったの?
検査で早期発見は本当に必要なの?
「がん」が増えているのは必然なのでしょうか?
確かに無理をしている人が多すぎます。
夜更かししすぎている人が多すぎます。
暴飲暴食をしている人が多すぎます。
基本的な生活スタイルの変化と、
無理をしながらも何も気をつけてこなかった、
そんな原因がきっとこの病気を増やしている。
でも本当に全部発病した人だけが悪いの?
こんなことを言ったら
すぐにとっちめられてしまいそうだけど、
物事には見方や考え方一つで、
実は違う道も考えられたのではないか、
と思うことが沢山あります。
病気をやっつける。
ゼロにする。
それが目的なのですか?
人にはガンにならなくても寿命があります。
何も手を加えなくたって人には勝手に死が訪れます。
でも臆病だから、
そんなに簡単に割り切れません。
割り切って考えられるはずがありません。
でもすがるものを間違えてしまったら、
より苦しい未来がまっているかもしれません。
頑張ることがばかりがよいのだろうか。
そんな事を考えてしまいます。
情報化社会というのは、
洗脳的な部分がかなりあります。
先日もTVを観たといって杜仲茶の問い合わせばっかり。
それがいいとも悪いとも言わないけれど、
何か一番大切な事を見ないふりしている。
製薬メーカーは世界的にもこぞって
「抗がん剤」の開発に巨額の資金を投入している。
国民医療費がこれだけ膨れ上がっているのに、
最も高額な医療費になるであろうお薬を、
新規にどんどん作りだそうとしている。
間違ってはいけないのは、
「抗がん剤」はがん細胞をやっつける能力に秀でているかもしれないが、
病人を助ける薬であるかは全く別の問題である。
こんな辛口でいいのかと内心ヒヤヒヤしてしまうが、
実証主義・数値主義に頼りすぎていて
不安を感じているのです。
先日、
超ベテランのドクターの診察を休日診療所で拝見する機会があった。
見たことも無い旧式の聴診器をあてて、
お腹を触診していた。
当たり前の光景なのかもしれないが、
私は安心した。
残念な事に、
薬は保健医療の範疇のものしかないわけで、
そこは自然派、五感を重要とするものではないけれど、
でも血液検査の数字をにらめっこした、
患者さんを診ない医療ではない。
「がん」の代替医療も、
こんなエビデンス(効果)が実証されました!的なものを
色々と目にする機会がある。
多少なりともそうなのであろうけれど、
最後に病気と戦うのは、
その人の体なのであり、
体を充実させる方法を、
もっと自然の中から見出す努力が、
生活を改善することが必要なのではないだろうか。
病気を征服できる!と誤解しているのは、
ドクターだけでなく病人本人もそうなのである。
もっと本質を知らないといけない。
死は、
「がん」になろうがなるまいが、
誰にでも例外なく訪れることなのだから。
人の死亡率は100%なのだから。
病気が発見されたとしても、
生きている幸せを実感できる方法を
第一に考えたい。
それは手術かもしれない。
一流の外科医の技術は、
完全に職人です!
ひょっとしたら
温泉療法かもしれない。
ひょっとしたら、
食事療法かもしれない。
色々な中から選んでいく上で、
漢方の自然観を知っているというのは
すごい強みをもっていると私は思っている。
すばらしいものである。
今の方法があっているのならば、
「がん」がもっと減っているのでは?
あの人は無理な手術をしたのではないか?なんて
考えることもないのでは。
そろそろ祖母の命日。
私が体験した人の死の中で、
今でもそのときの感覚がすっとよみがえってくる新鮮な「死」。
この時期になると死について不思議と考えさせられる。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
よろしかったら↓クリックしてください
人気blogランキング
ブログの情報をいち早くお知らせ
ブログ+α
メールマガジンTANAVEX
アンダーグラウンドカルチャーのポータルサイト
LOWRIDER

category:
がん
tags: