GOブログ

治療方針

お薬、漢方、健康のお悩み
お気軽にご相談ください。

046-261-1380

10:00〜19:00
定休日:日曜・祝祭日

メールでのお問い合わせは
こちら»

  • Twitter
  • Facebook

漢方たなうぇぶ>GOブログ>「おねしょ おもらし」 漢方ならどうする?

「おねしょ おもらし」 漢方ならどうする?


今年の春に新しくお店に仲間入りした多肉植物さんです。
鉢は「つちやまり」さんの作品です。
この雰囲気が気に入っております(^^)

外装の補修ですっかりと足場に覆われてしまった当店のビル。
工事関係者さんの配慮で看板は出しておいてくれました。
「おねしょ」や「おもらし」にも中にはかなりの重症で器質的な病因もあるのかもしれない。
だけれどそもそもお子さんの肉体は未完成なのだから、現時点で原因を断定することはできるのだろうか。
血液検査や尿検査、超音波検査、腰部MRI、膀胱造影検査(膀胱内圧測定)など、小さな体にありとあらゆる検査を行う。
そこから様々な病気の原因を決めていく。
・膀胱の容積が小さい
・尿道括約筋と膀胱収縮筋の協調運動の異常
・うんちのおもらしの場合は肛門括約筋の異常
・骨盤神経叢の異常
・抗利尿ホルモン異常
・尿道狭窄
・神経的な影響
など色々な原因があるといわれます。
そもそもお子さんの肉体的な成長には個人差がある。
現在の年齢で異常なものなのか?
異常ではなく、これから成長によって変化する可能性が多いのです。
しかし、いつ変化し、いつになったら良くなると断定できるものではありませんし、少しでも早く良くなるためには何が出来るのだろうか。
漢方にも、子供の発育に関してお手伝いできることがあります。
漢方では症候を重要視します。
例えばお腹がポッコリと出ているお子さん。いわゆる小児体型というものだが、腹部には後天的に成長する力をつかさどる「胃」と、先天的な成長力が宿る「腎」の経絡がヘソの両脇を縦に走っており、その力が弱いほどお腹がポッコリと出る。
内臓を支える力が弱いからダランと下がり、それがポッコリお腹になるわけです。
内臓が下がる重みが膀胱を圧迫すれば長時間尿を貯留する事もうまくできません。
背骨からの神経の伝達も、骨盤への圧迫があればスムーズでなくなる可能性があります。
私はお腹を支える胃や腎の弱さを支え、成長を助ける漢方処方を紹介して、おねしょやおもらしでお悩みのお子さん達に喜ばれています。
それと併せて、胃や腎に負担をかけないライフスタイルのご提案もしています。
ライフスタイルのお話の中で必ずしているのは「はっきりいって甘いものを食べすぎです!」ということ。
お子さんだけに限ったことではありません。
老若男女問わず、現在の日本人一人当たりの年間の砂糖消費量は約18kgといわれ、1日約50gとっている計算になります。
必要以上に摂取した炭水化物が体に入るとどうなるか。
その行く末がメタボリックであり、
アレルギーであり、
脳・心臓血管疾患であり、
各種精神神経疾患であり、
癌であります。
「おもらしやおねしょ」も同じこと。
気付かぬ間に食が原因となって、漢方的な生体観でいえば「胃」や「腎」へ負担をかけている、という人がものすごく増えていると感じます。
そんな波が確実にお子さん達に広がっていると感じます。
私は今後のMarbo氏の動向に注目しています。
ブログの情報をいち早くお知らせ
ブログ+α
メールマガジンTANAVEX

category:
すくすく子育て
tags: