昨日、
自分のルーツに触れる旅に行ってきた。
先月祖母が亡くなりその納骨の為に、
父の生まれ故郷の山口県下松市へ。
人の死に、
こんなに直接的に触れたのは実は初めてぐらいの感じで、
両親の祖父はともに私が生まれる前にすでに亡くなっていたし、
母方の祖母も物心つくかつかないかという頃に亡くなっている。
昨日は早起きして
雨の中高速道路をひた走り羽田空港へ
飛行機で一路広島へ、
広島からはレンタカーで一路山口県下松市へ
といった感じの旅でした。
前回下松市に行ったのは、そうだなぁ〜、
小学校低学年かそれ以前で、
記憶にほとんど残っていない。
どこかの海岸で蟹をとった事ぐらいしか記憶にない。
祖父の何回忌かで行ったと記憶している。
初めてに近い感覚で高速道路をひた走った。
山陽自動車道の宮島PAにてしばし休憩。
豆粒ほどの宮島を見て、再び一路下松へ。
祖母は下松市の隣の光市というところの出身で、
お寺さんとの約束の時間までに余裕があったので、
光市へも行ってみた。
瀬戸内海を望む海沿いの町で、
とっても穏やかな水面に、
白い砂浜、
松の木がとても多くて
なんだかいい所だなぁ〜
という印象。
でも台風の影響でこの辺りも大変だったそうです。
きれいな名前の場所がとっても多く、
紅とか虹とかがつく海岸が多かった。
親父と叔父が雨降る中、
車をおり海の方へ歩いていくもんで、
私も引き寄せられるように海辺へと
歩いていった。
きれいな「松ぼっくり」が白い砂に沢山落ちてたので
思わすひろってきてしまった。
なんか祖母のルーツに落ちていた「松ぼっくり」に
惹かれてしまったのか、
なんとなく無意識にひろってきてしまった。
そろそろお寺さんとの約束の時間となり、
再び下松へ戻りました。
いよいと納骨です。
浄土真宗本願寺派西教寺にて、
葬儀(?)っていうのか、
一通りの儀式も終わりいよいよ納骨。
そこでハプニング。
叔父が祖母のお骨をお墓の中に入れようと
すると手が下までとどかない・・・。
雨降る中、
骨壺の蓋を開け、
持ちやすくしてお墓に入れるも、
こんどは蓋をかぶせるのに届かず
もうてんやわんや。
私はタッパもまぁまぁあり、
腕も割と長いほうなので
叔父とバトンタッチしてなんとか骨壺の蓋をしめて
一段落した。
ふぅ〜って感じ。
その後参列してくださった
親戚の人たちと笠戸島というところにある
笠戸島ハイツにて食事をした。
船盛りにお寿司に天ぷらに・・・
ってもう食べきれないくらいのお料理に
圧倒されながらも、
初めて会った親戚ばかりだったが、
いろんな人と話ができた。
こうして時間もあっという間に過ぎ、
おみやげを買ってみなさんとお別れをした。
みんなとっても気さくなイイ方達ばかりだった。
自分の遠縁にあたる人なので、
より親近感があるんだろうか。
帰りに、
父の親友なる方に家に立ち寄った。
父も久しぶりの再会にうれしそうだった。
色々悪さをした友達で、
色々な話を聞いている。
下松出身の人たちの昔話は
とにかくおもしろい。
いやその田中さんがおもしろいのだろう。
なんだかんだで、
父の生まれ故郷の町に行ってきた。
早朝に出かけ最終便で帰ってきたので
体はヘトヘトになったがなんとも楽しい一日だった。
お天気が良かったらもっとよかっただろう。
とにかくキレイな所だったから。
また機会があったら行ってみたい。
自分のルーツに触れる旅
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