19日(水)から夏休み明けの通常営業となっております。
お盆休みは旅行の計画をしていましたが、愛犬の「あんず」が骨折しているため、看病をしながら、日々愛犬に癒され、おかげで私もゆっくりと過ごしておりました。
人生のうちで、こんなにゆっくりと過ごした日々は、なかったのではと思います。
我が家の愛犬「あんず」は7歳のイタリアングレーハウンド(♀)。
とってもチャーミングな子です。
とてもかわいそうなのですが、7年の間で3回目の骨折で療養中です。
骨折を固定しているプレートのビス止めしてあるところにヒビが入ってしまったため、イリザロフ創外固定という方法をとり1ヶ月が経過しました。
ようやくそれを外し、ギプス固定に切り替え1週間が経ちました。
その検診に行って仰天の事実が・・・。
創外固定で止めていた穴の場所が再び骨折していたのです・・・。
私も奥さんも、一瞬にして凍り付きました・・・。
イタリアングレーハウンドのような脚の細い犬種の中でも「あんず」は体重3kg強と小さく、治療のためさらに脚がやせております。
明らかに骨折回復に十分な血がなかったのでしょう。
うんちやおしっこ、食事の時だけ、少し立っただけでも再骨折してしまったのです。
ほぼ絶対安静にしていましたから。
なぜそうなってしまったのかも考えました。
先天的な要因が多い事も知りました。
犬の品種改良について(英文のサイト)
http://sploid.gizmodo.com/how-a-century-of-dog-breeding-ruined-these-beautiful-an-1477122149
かかりつけの獣医師とも色んな話をしました。
・発がん率の高い犬種
・心臓病発症率の高い犬種
・自然分娩ができない犬種
・体型が変わりヘルニアが高確率で発症
百年~の品種改良(固定)によって、病気やケガになりやすい犬種を増やしている。
人の手が入ったことによる弊害というものを考えさせられます。
雑種の強さとは相反するものです。
それはすでにあるので、すぐに変えることはできません。
そのような事実があるにせよ、生まれてきたワンコたちはみんな愛くるしい子たちです!
だから、我が家の愛犬にもいっぱいの愛情で接したいと思います。
執刀していただいた整形外科獣医師の先生によれば、骨質が悪く場所によっては砂の様な感じになっているとか。
そこで、先進医療である「幹細胞移植」に挑戦する事になりました。
医療技術は日進月歩なのですね。
現在、腹部の脂肪組織を採取し、幹細胞を培養中です。
過酷な治療と、度重なる骨折にも、愛嬌たっぷりで接してくれる「あんず」には、心から救われています。
「あんず」の持っている生命力を少しでも高めてあげたいので、毎日せっせと「503」と「源液」をこの小さな身体ですから、少しずつ飲んでもらっています。
きっと、現在の100%のカラダの状態にはできていると思います。
今朝はさらにハプニングが!
ギプスがゆるくなってしまったため、骨折部位をひどく痛がるのです。
6時起床からすぐに獣医科医院に急行。
ギプスのまき直しに行ってきました。
朝ごはんを食べる間もなく、獣医科医院に奥さんと「あんず」を送り、僕は出勤した次第です。
母の時もそうでありましたが、病人が家にいると、家族の負担や労力、心労は、とても大きなものであります。
それをバックアップする事も、とても大切なケアであります。
治療も、ケアも、今できる事を最大限に挑戦します!