ストレスは全ての病気に関わっているといって過言ではありません。
動物はストレスがかかると赤血球が凝集する条件反射があります。
生死をかけた戦いの中で、速やかな止血を必要とする状況から獲得した能力だといわれている。
ところが、ストレスフル社会は、短時間のストレスではなくなり、この反応が長期間に及ぶと、長期に渡る酸欠部位が生じる。
その影響でガンが生じやすくなっているのではないか、というのが私の拙い考えです。
中医学では「気滞血瘀」といい、気が滞ると血流が悪くなり、「瘀血」はいずれ体の中で塊となり「積聚」という状態になると考えられてきました。
血流の悪化を防ぐのに有用なのが「疏肝理気活血」の治療です。
さらに病状が進行すれば「気血」の虚損が生じます。
つまり、ストレスから体力の消耗へと発展するのです。
ストレスによる血流の悪化を防ぐのに有用なのが「疏肝理気活血」の治療です。