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がん治療で体を壊さないための 5つの方法 ①ゴースト血管

抗がん剤は、細胞の成長を抑えるので、貧血や麻痺(しびれ)、下痢、間質性肺炎などの副作用がほぼ現れます。

特に毛細血管が消えていくので、現状のダメージがどれぐらいなのかを確認しておきたいところです。

そもそも、毛細血管の状態を見る事なんてできないし・・・。

 

いやいや、あるんです!毛細血管の観察ができるものが。

毛細血管の観察ができる顕微鏡「血管美人」を用いて、現在の毛細血管を観察しています。

まったく毛細血管を見る事が出来ない人もたくさんおられます。

概ね、観察できるレベルの太くて血流量の多い毛細血管が消失している人は、抗がん剤を行った人で、がん細胞が小さくなってきている人がほとんどです。

がん治療としては順調なのですが、体ぜんたいからすると、血管毒性は心毒性、腎毒性、肝毒性、肺毒性、腸毒性、などなど、多臓器に影響が及びます。

がん治療の時期を乗り越えても後遺症が残るケースが多いので、可能な限りの手を尽くして、ダメージを最小限にする事を目標にしています。

まずは、毛細血管の現状を確認する事が重要です。