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私も知らなかった小児の難病

世の中には難病でお悩みのお子さんが本当に多いのだと感じることが、今日も店頭であった。
そして献身的にそのお子さんの看病をされている、お母さんのお体もとても心配だ。
今日私が始めてしった病名は「点頭癲癇」。
医療従事者なのに、そんなことも知らないの?といわれてしまいそうで、自分の見識の無さを露呈している。でも知らなかったのは事実なのです。
調べてみると非常に難解な病気である。
しかし、漢方の生体観で考えたら「五遅五軟」という小児の発育不全の一環なのでは、とも考えた。
これはあくまで私的見解なので、ここまでにとどめておこうと思う。
そもそも、なぜこれほどに聞いたこともないような病気が発病している方がいるのだろう。
昔からあったのだろうか。
大自然は弱肉強食の世界だから、生まれても一昔前なら現代のような先進医療の技術がなかったから生きのびることができなかったのであろうか。
産婆さんが昔は間引きをしていたから、そのようなお子さんが生を受けても育つことはなかったのだろうか。
今は聞いたこともないような病名をつけられ、日々闘病している方のお話をよく耳にする。
そもそもこのような事態は、昔からあったのだろうか。
受精して胎児が諸器官を形成していく上で、4週目とか8週目というかなりの早期がとても重要であることはどなたでもある程度はご存知であろうと思います。奇形の発生が非常に関連する時期なのである。
そのような時期は、母体も妊娠していることなどほとんど気がつかないのが現状です。
その時期に知らないうちに不摂生をしてしまったり、気づかぬうちに化学物質に暴露してしまったり、現代の生活環境は化学物質の海の中に生きているとさえ言われるほどなのだから、危険性は非常に高いと思います。
だから、妊娠など気がつかないうちから解毒や排泄という事をきちんとできる体を保っておくことがいかに大切か、ということを伝えることが必要だと感じる。
胎児に悪影響を及ぼさない生き方を、その無意識の時期に実践することは不可能かもしれない。
不妊治療などをされている方々は知っていただきたい問題であると思う。
これは女性だけでなく、男性にだって責任のある問題なのだ。
気がついた時にはすでに遅い、という事の方が多いから。
ボーイスカウトをしていた幼少期によく耳にした言葉が頭にパっと浮かぶ。
「備えよ常に!」
この言葉の深さと重さを、この年になって痛感する。

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すくすく子育て
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