がんの患者様からのご相談をいただく機会が年々増えてきております。
多くの方が「がん」を治したいという希望を持ってご相談される中、とあるお客様の言葉が今も私の心に残っています。
50代にとある部位に発病してから全身にがんがみつかり、60代になったばかりに他界されるまでの間、手術を含む数々の治療を行っていきました。
その間、ご家族の方に泣き言一つ言わず気丈にされていたとの事です。
ご主人と大好きな海外旅行にも行き、
おばあちゃまに迷惑にならないようにと、
ご主人にお料理の仕方や食器の洗い方や片づけ方を伝え、
ご葬儀用の写真には発病される前に家族で撮ったお気に入りの写真を選び、
残された時間を精一杯に生き抜いて逝かれたとのことです。
そのあばあちゃまから、
みんあに「ありがとう」が言える病気なんてないよね、
考え方によってはありががい病気だね、
と教えていただいているようでした。
心が震え目頭が熱くなりました。
一人でも多くの「がん」患者様に最後を迎えるその時まで、
精一杯に生きていけるコンディション作りのお手伝いができたら幸いです。
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「がん」と「ありがとう」
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