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Q&A 踵の痛み と 腎陰虚 について

今週の日曜日に横浜で開催される勉強会の「分科会」で「痛み」に関するリーダーをすることもあり、日頃どのように痛みの治療を行っているのかをまとめています。

踵(かかと)の痛みを例にとると分かりやすいな、と気づき「踵骨棘(しょうこつきょく)」を例にあげてみようかと思索しています。

「踵骨棘」は、踵の骨がすり減り「棘(とげ)」のようになってしまうという病気です。

実は棘が明らかに形作られる前から「痛み」を訴える人が大半です。
その段階では医療機関を受診している人はほとんどいません。
しばらくすれば治るだろう、と。

私自身も「踵」が痛くなった経験があります。
しかし、「踵骨棘」が形成されていたとは思えません。
おかげさまでしっかりと治療をしたら治りました。

完全に「踵骨棘」が画像診断で確認されたような人は、回復までに相当時間が必要だと推測されます。
しかし、回復の力は想像をはるかに上回ることもしばしばですので、まずは相談していただけたらと思います。

原因は「異化」の活発化です。

「異化」とは、大きなものを小さなものにする事です。

食べ物を消化する事も「異化」ですし、栄養からエネルギーへと変えることも「異化」です。

つまり、「骨」を分解して「何か」にした結果なのです。

睡眠不足してませんでしたか?
体調を大きく崩したりしませんでしたか?
お仕事やお勉強、スポーツなどがハードではありませんでしたか?
出産や育児などで体が消耗していませんか?
心配事やイライラする事など、精神的に消耗することがありませんでしたか?

「異化」によって「骨」が減ってしまったのです。

形ある物が減少した状態を漢方では「陰虚(いんきょ)」といいます。
「腎陰虚(じんいんきょ)」とは、漢方の用語で「骨が減った」という意味だと思ってください。

しかし、ただ補腎漢方を飲むだけは治りません。

かの貝原益軒も、栄養を滋養するのは漢方薬ではなく食べ物だと言っています。
穀物と肉を食べなさいと記されています。

すでに踵が痛いという方は、今までの食生活では治っていないわけですから、何が必要なのかをご提案しています。
漢方薬を併せる事で回復力が促進できるのです!

「異化」をなぜ病的に進行させてしまったのでしょう。

給食や滋養と、活動消費のバランスがとれていないからです。

生き方を見直す。色々な人が声高に発信しています。

今週末は「日本体質改善研究会」の全国大会なる勉強会が横浜であります。

特別講演は順天堂大学医学部教授 総合診療科便秘外来で有名な小林弘幸先生です。

特別講演のタイトルは「あきらめる健康法」。

今から楽しみです。

小林先生 「超一流の人の健康の極意」出版後の動画です。

category:
痛み
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