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花粉症の原因は「内生の邪」にあり!

このところ寒い日がつづいております。
「冷え」は体によくない、という事は大方がご存知です。
例えばこの時期に多い急性胃腸炎。
太陽・大陰・少陰に寒邪が中ることにより発症すると漢方を知る者であれば表現します。
それぞれに応じる漢方処方があり、それを用いれば急性胃腸炎も癒えます。
下痢止めは細菌を増やす可能性から使えないと考える場合もあるそうですが、抗菌薬や整腸剤だけではなかなか治らず、下痢や嘔吐が続くと体力の消耗が甚だしくなり、長引けば体も痩せてかなり体力が落ちてしまう事もあります。適切な治療をすることが必要となります。
巷ではノロウィルスが原因だという診断が多いが、実際はそうとも言い切れません。
急性胃腸炎の原因にもなる「冷え」は、様々な形で病状を変え我々の体を蝕みます。
自然界の様々な「邪」から身を守ることは、よりよい体調を保つ上で最重要課題の一つです。
花粉症も「邪」により悪化する症状の一つですが、花粉症の特徴は現代型の病気であり、単純に体が弱って邪に負けるという部類の病気ではありません。
これだけ花粉症の患者さんが増えた原因は、むしろ毎日のライフスタイルにより作りあげられた体内環境の方にこそあります。
それを「内生の邪」といいます。
今年は花粉が少ないと予測されていますが、それでもアレルギーの人が発症するには十分な量が飛散するでしょう。すでに発症している人もご来店されます。
豊食や住環境、交通網が向上した現代では、ひと昔前と比べて栄養不足や寒さ暑さ、長時間にわたる走歩などによる人の体にかかるストレスは格段に減っています。
体を動かすことが減り、体への負担が軽くなっているのに、飲み食いする量は増える一方である。
こうした環境の変化が体の適応能力を低下させ、今までになかったアレルギーを訴える人が増えているのです。
栄養が多くなると体の中では老廃物の処理量や代謝量が増え、免疫細胞への負荷が増えます。
こうして体内で生じるアレルギーのもとを漢方では「内生の邪」といい、小児や高齢者など年齢に限らずアレルギーが増えている原因と私は考えております。
花粉症で悩む人の多くは、内服や点鼻、点眼などの抗アレルギー剤やステロイド剤で症状を緩和しています。
しかし花粉症の発症の根底にある「内生の邪」への原因療法をしている人は皆無なので、症状を抑える薬が効きにくくなり、副作用も出やすくなります。
さらにはアレルギーの枠を超えた厄介な病気へと発展します。
私は「内生の邪」を減らす治療を基礎としています。
そうする事で抗アレルギー剤との併用も可能となります。
結果として薬の効きが良くなり、副作用の軽減にも役立ちます。
食欲コントロールができない栄養過多や、食欲が無い胃腸が虚弱者、妊産婦、冷えなど、「内生の邪」が生じる原因も体質も様々です。
つまり最適な対策法も人それぞれです。
一人一人に応じてより自然な方法で体に負担をかけず効果的にアレルギー症状を軽くしていきたいと考えています。
すでにアレルギー性鼻炎の症状が出ていても取り入れると、それからが違ってきます。
場合によっては体質に最適な、「症状を軽くする漢方薬」もご提案してします。
花粉症が毎年出る私自身がアレルギー体質なので、この方法で上手に乗り切っています。
工夫しだいで、良くすることも悪化させることもできるのです!
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