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漢方たなうぇぶ>GOブログ>花粉症 今年は急に大量飛散する?

花粉症 今年は急に大量飛散する?

僕も花粉症があります。
しかし、考えてみると年々軽くなっている事に気がつきました。
完璧に良くなったとはいえませんが、確実に軽くなってきています。
コツコツと予防してきた甲斐があるというものです。
予防のみならず、少しでも花粉症を臭わせるような症状が現れたら速やかに漢方薬で対応します!
このこまめさが大切なのです。
花粉症の症状がでたら具体的にはどんな漢方薬で対応しているのか、僕自身が行っている事をちょっとご紹介してみたいと思います。
花粉症にも、ごく最初に現れる初期兆候が実はあるのです。
僕が考える初期兆候とは以下のような症状です。
・くしゃみ
・頭痛
・首筋のコリや痛み
・背中のコリや痛み
・腰のコリや痛み
・お尻のコリや痛み
・腿の後ろ側のコリや痛み
・ひざ裏のコリや痛み
・筋肉痛
・ヘルペス(口のまわり 体中の痛痒い蕁麻疹や発疹)
・蕁麻疹
これらの症候がごく軽くでも現れた時点で、僕なりに速やかに最適な処方を選び服用します。
実は、これが早ければ早いほど良いのです!
よく僕自身が飲む漢方薬は、
・桂枝湯
・桂枝麻黄各半湯
・桂枝二越婢一湯
・柴胡桂枝湯
辺りが多いです。
鼻炎と言えば小青竜湯が有名ですが、顔が腫れぼったくなるような浮腫みや痰がでるような感じがある人の方が、小青竜湯は良く効くききます。
僕が飲んでもあまりよく効かないので滅多に使う事はありません。
比較的体力があり鼻のつまりが強い人には、麻黄と石膏の配合(表裏双解)をすると効果的なケースが多いです。
具合が悪くなった時に、できるだけ速やかに漢方薬を使うと悪化させずに過ごす事ができるのです!
漢方薬も速効性があるのです!
優しいのに効くって素晴らしいですよね。
実は僕自身、花粉症が発症しても一度も抗アレルギー剤の類を使った事がありません。
今でも漢方薬でどこまで対応ができるのかに挑戦しつづけています。
今年もついに花粉症のシーズンが到来します。
東邦大学理学部訪問教授の佐橋先生が、今年は今まで気温が低くかった分だけ花粉飛散量が少なかったが、暖かくなると一気に花粉が飛散するとおっしゃっていました。
佐橋先生、ちょっとビビらせすぎでは?とも感じましたが、実際にそうなった時のために、しっかり準備はしたいものです。
僕は、辛い症状をできるだけ軽くできるように「しのぐ」ために、上記の漢方薬を状況に合わせて利用します。
どんな漢方薬が最適かは人それぞれ異なりますので、まずはご相談ください。
実際のアレルギー対策の根本には、粘膜の防御力を高める事が最も大切です。
それは、免疫力を高めるという実験医学的なイメージではなく、細胞力そのものを高めるための予防法です。
食生活や嗜好品、仕事との向き合い方、ココロの有様を含めての事です。
アレルギーが重篤化すると、体への負担は相当なものとなり、時には命に関わることも・・・。
インフルエンザや溶連菌、ノロウィルス、水疱瘡、帯状疱疹など、アレルギーから感染症を併発なんてことも日常茶飯事になってしまいます。
花粉の飛散時期が終わった後に消耗した体力のまま無理をする事で、様々な慢性疾患へ発展してしまう事もあります。
僕自身、心と体に現在よりも無理がとってもかかっていた頃の花粉症は、かなりひどかったのを思い出します。
大切なのは基本的なコンディショニングです。
すでに花粉症の症状が出ている方でも遅くありません。
まだの方もできるだけお早めにご相談下さい!