私自身は遊びの中から香水が好きになっていったけれど、
過剰に香水をつけすぎている人の近くにいくと、
ムッと香るそれが不快に思うことも多い。
香りに対する好みほど、
人それぞれ異なるものはないかもしれない。
臭いのお悩みに若い人はとても敏感だと感じる。
「そんなに気にすることないよ!」といってあげても
これは本人の問題だから、
自分自身が納得できないと、
何を言っても変える事はできないだろう。
オヤジ臭い〜、
ということも私自身が段々とオヤジ化してきたので、
自身の体臭からなんとなく分かるようになってきてしまった・・・。
このままでは嫌われてしまうかも・・・。
そんなに気にしていないが、
私自身もエチケットとして、
じつはこっそり取り入れている体内浄化法がある。
これは、
臭いと嫌われるオジサンから、
便秘がちで毒をいっぱい溜め込んでいるような女性まで、
だれでも安心してできる方法なので、
ご興味のある方はぜひご相談いただきたい!
食べものや趣向品と臭いには深い関わりがある。
これは自分で治すべきことだから、
実際にお会いしてお話して、
納得して取り組んでいただきたいことです。
好きな事は止めずに、
うまいこと臭いだけはとれないか・・・、
というのは難しいだろう。
このことは最初にご理解いただきたい。
その上で!
「体の臭い」でなやんでいる人の多くに共通するのが、
「汗」の異常だと思う。
異常といっていいのか分からないけれど、
「汗」の問題をどう解決するかが
漢方的な治療のキーポイントであろう。
汗を全くかかない体に変えることはできない。
けれど、
汗の質を変えることは、
ひょっとしたら漢方の力をかりて
できることかもしれない。
たとえば、
ネトっとした汗は、
「湿」や「熱」が、
しっとりとした汗は、
「気」の不足が、
寝汗をかく場合は、
「陰」の不足が、
頭から汗をよくかく場合は、
上半身からよく汗がでる場合は、
などなど、
汗にも色々な種類がある。
汗をかいた後が黄ばむ、
という場合など、
色として現れる場合もある。
これは、
傷寒雑病論の、
雑病版である「金匱要略」にも、
「黄汗」という風に、
古の時代にもあったことがうかがえる。
「キハダ」という胃薬に良く入っている生薬の煮汁に
例えられているほど黄色くなるそうだ。
そこまで黄色くなる人がいるのかは定かではない。
おそらくそこまでいくと、
形成外科の領域なのだろう。
「湿熱」の病邪に侵されている体も、
黄ばむ傾向がある。
舌の状態や顔色などの望診と、
じっくりと問診をして、
病気を見極めていきお薬を考えている。
臭いにも色々ある。
生臭い臭いの場合は
「湿毒」や「飲食物から生まれる体内毒素(痰濁・痰飲)」が影響している。
腐敗臭の場合は、
「熱毒」が影響している場合が多い。
臭い一つをとっても実のところは原因は様々である。
体臭と一概にいっても、
口臭・耳下臭・頭皮臭・脇の下の臭い・陰部臭など、
色々である。
汗もでる部位は人によって様々である。
それが全て治せるものではないけれど、
考えられる方法は何かあるかもしれない。
体に現れている症状には必ず、
その人のウィークポイントや毒のたまっているところを教えてくれている。
本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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