腸活研究会は、私を含め4名の薬局店主で行っている研究会です。
「腸活」は健康を考える上での一つの視点です。
腸という事を必ず経由して、医療従事者がブレストしていくと、今まで見えなかった治療方針がみえたりします。
便秘ひとつだって、便が出ない理由はたくさんあります。
腸内にたいした量の便がなくったって出ていない、という人がこれからとても増えるでしょう。(超高齢化ですから)
僕が漢方ソムリエとして活動をしてから、腸の不思議さを感じる原体験がいくつかあります。
一つ目は、風邪をひくと便の調子に異変がおきやすいといくこと。
二つ目は、母乳しか飲んでいない赤ちゃんは、大人よりも体重あたりの便量が圧倒的に多いということ。
三つ目は、大腸を全摘出していても、ある程度の支障はあっても、社会生活がおくれるということ。
なんでも答えがあるわけではありませんが、困っている人が良くなるよう日々各々の方に応じたベストプランを作れるように、日夜研鑽中です。
腸活研究会の仲間で学会に初参加してきました。
9月23日(日)、24日(月)に開催された
第51回日本薬剤師会 学術大会(金沢)です。
僕は、これからの薬局は、保険医療という国家的なインフラに頼るのではなく、独立採算をとれるようにあるべきだと考えていますので、腸活をコンテンツとしてとらえた発表をしてきました。
同研究会の林先生は、開発したサプリメントの評価を、腸内細菌叢検査を行ってデータをとり、発表してきました。
こういう事を、個人開局者がチームを作って、WEBインフラを使って情報共有して、できるような時代になってきたと思います。
来年の山口の開催では、あらたに医師や介護の方々と、一緒になにかできないかと妄想しています!
一緒になにか「腸」で盛り上がる事をしたい人は、腸活研究会に集まっちゃいましょう!
今週の日曜日
12月9日(日)に東京八重洲で「腸活エキスパート プレ講座」を開催します。
どうしても参加したい!
という人は、直接ご連絡ください。(席が空いていたらご案内しますね)
腸活的な視点のお話をします。
これから腸活で何ができるのかは、集まった人たちと作っていくものだと思います。