砂漠とジャングル。
砂の中で生きていける生き物の種類には限りがあります。
水分が少なく、生物が少ない(餌が少ない)という過酷な環境なので、ごくら限られた選ばれたものだけしか生きて行けないでしょう。
これはこれですごいですね。
ジャングルには、菌類やウイルスなどの微生物から、様々な種の動植物が競争共存の社会を形成しています。
生物の多様性には雲泥の差があります。
このような環境という視点で人の体の事を考えてみよう!
ルネ・カントンさん
19世紀のフランス人。
肩書きは医師であり、生理学者となっていますが、まるでダヴィンチですね。
このかたの治療でとても多くの方が救われたそうです。
同時期、医学や科学の世界で双璧をなしていたのが、かのパスツールでした。
二人の論争のストーリーが伝わっています。
汚れた水槽の中で弱った魚がいます。
この魚を元気にするのにはどんな事、医療を施しますか?
パスツールさんは
金魚にダメージを与える細菌をやっつける治療をすると言いました。
ルネ・カントンさんは
水槽の水を取り替えるといいました。
この考え方の応用で、ルネ・カントンさんは、海水を利用した治療法を行い、フランスに69もの病院を設立し、沢山の人々の力になったそうです。
人類誕生のはるか昔。
生物が陸上に生きる場を求めるまでは、全ての生き物は海の中にいました。
陸上で生きる肉体の獲得とは何なのか?
シンプルに表現すると、太古の海を体の中に作り、その環境を保つ事。
それが生きるという事なのです。
人には体を治そうとする力が備わっています。
その力を最大限に発揮する環境は、体内の海をキレイにする事が、そのベースにとても大切なのです。
汚れた海水のままで治そうとすると、ちょっと大変かもしれませんね。
真水では生き物は生きていくことはできません。
むしろ殺菌する方が得意かも。
真水は半導体など工業製品の洗浄にも使われますものね。
真水は、生き物を元気にするものではないと思います。
ジャングルや海には、新しい命が生まれ、死に行くものは、次の形へと変化して行きます。
ひとときとして同じという事がありません。
常に生きる事は変遷して行く事なのです。
体の中の変遷の場を整える事。
昨日は、青山ブルークリニックの内藤真礼生先生に、体内環境へアプローチする様々な治療法を教えていただきました。
細胞外・細胞内の有機的な構造、膜構造、体液という、生体内環境を整える事で、肉体にもともと備わる回復力を最大限に引き出す事。
これは、もともと行なっている田辺の漢方&栄養の基本コンセプトと全く同じだったのです!
コンセプトに沿う新しい療法やサプリメントを学んできました。
内藤先生は様々な難病治療に、栄養治療や波動治療などを取り入れておられます。
良くなられた方々に行なってる方法の一端を教えていただきました。
現在、私の家族、および愛犬には、体内環境をより良くする事を目的に取り入れています。
今後、田辺薬局の健康作り、美容、治療に、積極的取り入れていこうと思いますので、乞うご期待を!