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病気になるのも治療するのも どちらも自動的 「むくみ」

漢方のご相談の中で「むくみ」に関係する相談は実に多いです。

・腎機能が低下している(クレアチニンや尿素窒素、尿酸値が高値)
・お酒の飲み過ぎで体を壊している
・血圧や血糖値が高い
・めまい
・耳鳴りや難聴
・下痢など胃腸の調子を崩している人
・異常な口の渇き(ドライマウス)
・緑内障やドライアイなど眼病
・月経不順や不妊症 不育症
・不眠や不安 自律神経失調 パニック
・皮膚病
・甲状腺機能異常

「むくみ」が主なお悩みである場合もあれば、他にお悩みがある中で「むくみ」がひどい場合もあります。

不眠が主なお悩みで、「むくみ」もひどいというケースなどです。

これは「むくみ」だけに限らず「便秘」なども同じで、それ自体が主なお悩みであったり無かったりしますが、結果的にそれが良くなるような治療法が、付随する症状の改善にも役立ちます。
なぜなら水分の代謝や、便通などは、意識的に調節しているものではなく、自律的に調整されている事だからです。
思う通りに心臓が動かせないのと同じことです。

自動調節機能を改善するためには何が必要だと思いますか?

それは、弱っている細胞をもとの機能にできれば最高です。
しかし、兎角そう上手くはいきません。

それなら何ができるか。
今元気な細胞をより元気に、できるだけよい状態を保つ事にあります。

昨今の世の中は水がたまったら利尿薬で出せばよいと簡単に考えがちです。
しかし、手足や顔などにたまった水が、小便から利尿薬で治せるとは冷静に考えればお分かりいただけます。
無理に腎臓に負担をかけるべきではありません。

漢方では「むくみ」が何が原因なのかを詳らかにする。
それがあっての治療法、治療薬の選定となるのです。

ちなみに「むくみ」にも、慢性化や体力の低下で治りにくいものと、体力があり回復する可能性が高いものとがあります。
病気には陰・陽・虚・実・表・裏・寒・熱があります。

2か月で「むくみ」が8割がた改善し、ライフスタイルの改善も併せてご提案した甲斐あって、マイナス7キロの減量にも成功し、体質改善に邁進しているお客様が本日おみえになりました。
実体験での変化は、確実にモチベーションがアップしてます。

しかしながら、すぐには治らないタイプの方もおられます。
それは、多臓器の障害の度合いや体力のエネルギー状態に、一人ひとり違いがあるからです。
同じ2か月でも日々モチベーションが低下されているように感じます。
何のために治療をしているのか、方向性も見失ってしましいます。
様々な治療法を模索し、熟考して取り入れます。
そのお気持ちは痛い程伝わってまいります。

自動調節で行われているところは、自らに備わる自動的に回復する仕組みを、攻めの治療「より活性化する」事、守りの治療「弱らないようにする」事、などにより最大限に引き出す事が本質なのではないでしょうか?

足のむくみ

category:
肝臓の病気
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