子宝漢方コンシェルジュ!のごう先生こと田辺豪です
男性不妊の傾向がある患者さんからのご相談がこのところ増えております。
精子数や運動率、SWAT、白血球数など、様々な検査を駆使して一見して弱っているのを、単純な弱りと判断して、やみくもに元気をつける漢方薬を使えばよいかといえば、それは否です!
その方の状態を正確に見極めて、バランスを取ることが大切です。
40代の男性のとあるお客様。
精子の総合的な機能が低下しておりましたが、ダイエットを心がけて食べ物を変えて実際に体重を減らし、アルコールをひかえ、睡眠時間にご注意していただきながら、漢方薬をご用意しました。
とても熱がるタイプの方で、腎虚(生殖機能低下)がありましたので、腎陰虚火旺という証に最適な漢方薬である「知柏地黄丸」という処方と、栄養補給に最適なサプリメントをおススメしました。
すると数か月前と全体的な精子の機能がアップ!
15分直進運動距離は2mから17mへジャンプアップです。
逆に、体に湿熱が多い状態の方に、補気剤などでエネルギーを上げる処方を利用すると、更に湿熱が悪化して、精子数や運動率が低下するとう事例もみてきています。
リセットするのに時間も必要ですので、漢方薬は証に合ったものを利用する事を心がけて下さい。
薬は使い方を間違えたら、良い物も悪影響を及ぼす事になります。
皆様の願いが叶いますように!
漢方の知恵と、生命力をしっかりサポートするお手伝いをご提案します。
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男性不妊の方からのご相談 漢方薬は証で選ぼう
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