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漢方という医療技術 と それを使う人

僕の友人の 山ちゃん が ごうちゃんはこの動画絶対好きでしょ!
と見せてくれました。

はっきり申しまして 大興奮しました!

google先生も二重らせんになった事があります(^^)

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DNAはなんで「らせん状」になるのだろうかとふと思います。

自然にその形が形成されるのには、なんらかの力が影響しているからなのだとふと思うのです。

木の幹が、らせん状に伸びている姿をみることがあります。

螺旋とは、この世を形作る模様(もよう)、見方によれば波動なのでしょう。

2次元的に見るのと、3次元的にみるのでは、それは違うもののようです。

ちょっと視点を変えてみる。

すぐに断定せず、ほんの少しだけ。

自分のできる範囲で。

同じ医療技術を学んでも 使い方は人それぞれ異なる

妊娠中に腹痛をして下痢をしました。

漢方薬は何を使いますか?

スタッフ間で意見が分かれました。

しかし、よく聴いてみると「治したい方向性」が違うわけではないのです。

今回は「黄芩湯(オウゴントウ)」で事なきを得ました。

この処方の中に配合されている
黄芩と芍薬の組み合わせは、実は「安胎」によく、
芍薬と甘草の組み合わせは、実に腹痛や腹張りによいので、
妊娠中でも安心して使える「急性の腹痛・下痢」の漢方薬です。

同時に吐いてしまうようでしたら半夏と生姜を加えます。

「安胎」とは、妊娠中に母子の体調を良くする方法です。
「安胎薬」とは、妊娠中に母子ともに元気で丈夫な体を作り保つために続ける漢方薬の事です。

当帰散という「安胎薬」にも黄芩と芍薬の組み合わせが配合されております。
つわり・腹痛・腹張りがあって、体が熱っぽい妊婦さんにはぜひおすすめです。
逆に冷えてしまい、白い織物が多く、流産や早産をしやすい人なら白朮散という処方がありますし、
出血しやすければ芎帰膠艾湯があります。
妊娠腹痛なら当帰芍薬散も有効です。

近頃は補助生殖医療や高齢の妊婦さんが多いので、漢方の安胎がお役に立つことが増えてくると思います。

症状から病態を把握する視点。

漢方薬にどんな生薬が配合され、どのように体に作用するのかという視点。

薬を続ける頃合い、薬を止める頃合い、に関する視点。

漢方に限らず、医療技術は医療技術の範疇を超えることはできません。

どのような人が使うのかが、その人のメンタリティーや、スキル、経験が重要だと思います。