春は「血の道」の病気のご相談が増えます。
女性の血の道は五臓六腑の「肝」を主体としているからかもしれません。
春に「肝」はもっとも弱るという自然観があります。
特に月経前症候群(PMS)のご相談がこのところ増えています。
特にこの時期に悪化しやすいのはストレスや天候の影響をうけるPMSです。
ストレスや天候に影響されるPMS?って感じかもしれませんが、私たちの体は様々な影響をモロに受けています。だからこういった影響をかなり受けて体調は変化しているんです。
ストレスの影響を受けるPMSの自覚症状は、
・生理前になるとイライラする 怒りっぽくなる
・生理前になると胸が張る
・下腹部の張る痛み
・生理がダラダラと続く
・生理の周期が不規則
こんな感じです。
最初の2つの症状なんか、現代の女性にはとっても多いです。
生理の前に胸が張るのは当たり前ぐらいに思っている女性がほとんどですが、本当に体調がよければ出ないはずの症状ですので、お早めにご相談くださいませ。
ストレスの影響を受けるPMSが発展して悪化するとこんな症状がでます。
・生理前になると便がスッキリとでなくなる
・生理前になると眠りが浅くなる 寝つきが悪くなる 眠れなくなる
・生理前になるとおしっこが黄色くなってくる
・生理前になるとのぼせやすくなる
*胸の張りやイライラ、生理痛、などは先と同様にあります。
気候の影響をうけるPMSのなかでも湿気に関係するものが多くなります。こんな症状がでます。
・生理前になるとむくみやすくなる
・生理前になると眠気が多くなる
・生理前になると便がやわらかくなる 生理になるとやわらかくなる
・生理前になると気持ち悪くなる
・生理前になるとだるくなる
*気候(湿気)だけでなく、体内で水分代謝がわるい体質でもこのような症状となります。
春は日本の風習上環境の変化が多いだけでなく、気候も変化に富む季節です。
色々な影響を受けている私たちの体は正直に反応します。
体に発現している何らかの症状には必ず理由があります。
お体を楽にしてあげるためにもお早めに漢方薬をつかってみてはいかがでしょうか。
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春は月経前症候群(PMS)が悪化しやすい季節
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