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店内増殖中 & いったいいつから区別を・・・

現在チクゴ株クロレラが店内増殖中
溢れる生命力と速やかな増殖スピードをもち
2イオン前(注:単位1イオンは10億年)より息づく豊かな生命力の象徴として
僕なりにイメージを具体化してみました。
このチクゴ株たるクロレラは20時間で細胞が4分裂する種なのですが、
DNAの転写や、RNAによるタンパク合成など、
細胞の複製増殖に関わる素材である核酸やミネラル、アミノ酸、などの材料が
豊富に含まれている生命維持に必要な素材がぎっしりつまっているという事が何より優れているところであると考えています。
そう考えるとすごいものだと改めて感じますね。
私のお手製増殖ディスプレイ。
隠しているわけではありませんが、
お店のどこにあるのか宝探しにご来店されてみては?
増殖スナップです。





本日ご来店されたお客様に、
「これ先生の手作りですか?」と言っていただき、
私はニンマリ!
「もちろん私のお手製です!」とお答えしました。
お客様も苦笑い?
マメというかヒマというかマニアックというか・・・。
僕の表現方法は分かりにくすぎましたでしょうか。
調べるのには今はあまりに時間がない。
しかし、僕の中では素朴な疑問として常にある。
大いに研究するのに値する問題である。
それは桂皮と桂枝という生薬についてであります。
傷寒論や金匱要略に出てくる処方は、全て桂枝と記載されているようであります。
しかし後世には、桂枝と桂皮は使い分けられていることろかございます。
僕にとっては兎に角、この問題はとても引っかかる問題なのです。
父が所有する書物や、少ないながら自分が所有する書物を、私なりに色々と調べて研究することが必要だと思いました。
私自身は生薬の採集を一人で行う決心もつかず時間もなく、薬草農園を営むことは現時点ではできず、生薬問屋さんを介して生薬を収集し治療に使っている手前、生薬に対する自分なりの感性を養いイマジネーションを働かせることがより必要だと感じています。
そして目を利かせてできるかぎり良品の生薬を使いたいと考えております。
桂枝と桂皮はとても頻用する生薬だけに、先人達が試みてきて方法を参考にしながら、処方と治療への運用へ生かしていきたいと思っています。
中医学の書籍は桂皮(肉桂)を使う処方と、桂枝を使う処方を区別をしています。
例えば、桂枝湯は桂枝、八味丸は桂皮、という感じです。
中薬大辞典(1977年7月上海 第一版)によると薬効や性味もそれぞれ異なります。
この辞典は、古来よりの薬草本(本草書)を編集したもので、かなりの情報量であります
桂枝は辛甘にして温。膀胱・心・肺の経絡に入るとあります。
桂皮は辛にして温。心・肝・脾・腎の四経に入るとあります。
それぞれの図解をみると、
桂枝は細い枝の部分を木口切にしたものであり、
桂皮は太い木部の厚い皮を剥いだものであることがわかります。
大正5年に刊行された
「和漢薬の良否鑑別法及調性方」にも、肉経(桂皮)と桂枝は別項として儲けられているのは興味深いです。
その中には以下のように良否判別がかいてあります。
肉桂は、皮が厚く重みがあり、紫赤色の油分の多い、味が辛く、甘い香りが激しい品が良いとする。
桂枝は、紫黒色にて、味辛く、甘い香りのものを良品とする。
沢山の医家たちが生薬を試行錯誤した形跡が垣間見られます。
生薬問屋さんから入手できる桂枝はまさに上記出典の通りとなっています。
桂皮に関しては、ものすごくピンきりがあるとのことで、ナンバーワンケイヒとか、ケイツウケイヒとか、色々あります。
私自身それぞれの生薬そのものを口にした印象ですが、桂枝のほうがマイルドな印象であり、桂皮のほうがより芳香性や刺激がつよい印象があります。
この頃、産後の女性のお具合を整えるために、建中湯類を多様しています。
特に産後の便秘や授乳中のお疲れを目標にしています。
桂枝湯類には私は基本的には桂枝を使っています。
建中湯類に桂枝を使った印象は、ネガティブな反応がほとんどなくとてもよく効いています。
慢性の皮膚病に建中湯類をつかう場合も、桂枝でよく効いています。
なので私は問屋さんの桂皮を使う機会は私はほとんどありません。
現時点では、今行っている方法でよいと考えております。
それを覆すような、決定的な事実や情報がありましたらぜひ教えてください。
求ム情報!です。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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