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女性 お腹の張りと 身体の痛みの関係

女性は初潮から閉経までの月経活動にともなう血の消耗「血虚(けっきょ)」が基礎的にあり、30~40年もの長期に渡るため閉経後の体調にも影響します。
いきなり余談ですが、認知症の危険因子に高齢出産があります。
加齢にともない「血」の消耗の影響が、まさに後々の体調に影響しているという例です。
血は体の栄養分。
筋肉や臓器の血が不足すれば張りやコリ、痛み、ひきつり、けいれんなどの症状が現れます。
足がつる、という反応も同じ原因です。
心筋梗塞はその究極の形です。
お腹の張りの多くは便が溜まったのではなく、腹部の筋肉や臓器の血が不足し発症しています。
女性のお腹が張りやすいメカニズムは月経活動で子宮や卵巣に血液が集中する影響で、他の部位に血が回らなくなるために発症します。
便秘や下痢、両方を繰り返すなど、女性に便のトラブルが多いのも、月経優先により胃腸の血が不足した現象です。
胃腸の粘膜に十分な血液が行き渡らなければ、粘膜の新陳代謝が落ちるので、結果として便の量が少なくなります。
便秘ではないが、細い便しか出ていないというのも要注意信号なのです。
月経活動をしても血が不足しないよう、女性の健康づくりに「瓊玉膏(けいぎょくこう)」や「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」、「四物湯が配合された漢方処方」などの「補血薬」を続ける事を漢方では重要と考えます。
便秘薬や下痢止めは応急処置の薬であって、根本的な治療ではないからです。
お腹の張りに便秘薬を使用するのも適正使用とは対極です。
血虚は慢性化すると痛みに発展しやすく頭・目の奥・首・肩・背中・胃腸・腰・股関節・膝など、様々な部位に痛みや張りが現れます。
月経痛や排卵痛、性交痛は典型です。
女性に頭痛持ちの人が多いのも、血虚が根本原因である事が多いのです。
脳神経活動が増え「血」の消耗が多くなった現代だから、婦人科疾患やがん、自律神経失調、アレルギーなどの現代病は増える一方。
漢方の知恵を取り入れ、病気はまだないけれど様々な自覚症状はあらわれているという段階から「補血薬」で消耗した血を補う事の必要性が増した世の中になったと感じる今日この頃です。
僕自身もなかなかできないけれど、もっとバイオリズムを重要視し、スローに生きてゆきたいと思います。
漢方のような天然資源を利用した医学や、品質の良いサプリメントを有効活用して、毎日の消耗のサポートしてみてはいかがでしょうか。
余談その2ですが、
血の充実度は「美」の秘訣でもあります。
ただ健康になるためだけでは、きっと面白さを感じることや続けることは難かしいでしょう。
髪のつややコシ、爪のコンディション、肌、目の輝きや白目の色、瞼や頬・胸やお腹などのリフトアップ、様々な面に血の充実度や、それに伴う血の充実度が関係します。
肉体のポテンシャルはみな平等ではなく、人それぞれの強さがあります。
その上、消耗がひどくなると、老化も早く進むのです。
お化粧やエステなど、外からのケアのみならず、漢方や食事療法を十分に取り入れることが大切なのです。
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便秘 女性の健康 痛み
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