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低出生体重児(未熟児)の発育成長と漢方

2500g未満で生まれることを低出生体重児といいます。
1500g未満なら極低出生体重児、
1000g未満なら超低出生体重児といいます。
この所急増しており、30年前は出生数全体の5%程度でしたが、
ここ数年で10%となり倍増しています。
原因は早産や子宮内での発育不全で、
胎盤機能の問題があったであろうことが推測できます。
37週未満での出産は早産、
28週未満での出産は超早産と分類され、
近頃では早産ぐらいはあたかも普通であるかのような悪しき風潮にありますが、充分に子宮内で胎児を成長発育できるだけの母体コンディションを妊娠中は保てるようにあって欲しいと願います。
なぜならば生まれてくるお子さんの一生の健康を左右しかねないからです。
身体的発育の遅延はもとより、頭部の発育や染色体異常、奇形症候群の後障害発生率の高いハイリスク胎児・新生児となる確率が飛躍的に高まるからです。
現在妊娠中の女性はつわりやお腹の張り(子宮収縮)、お腹の痛み、出血が注意信号です。
漢方薬で子宮を充実させる「安胎」のサポートをし続ける事が望ましいです。
そして無事出産を迎えるお手伝いができたら幸いです。
低出生体重児は、呼吸機能や体温調節、抵抗力、お乳を吸う力、肝機能、造血機能などが弱いため、発育成長していく力が弱く病気がちで、一度病気に罹ると治りにくい傾向にあります。
漢方では「先天の不足」といいますが、発育不全や弱さにも大きく二種に分けることができます。
いかにも弱そうな新陳代謝低下型は、食が細いか偏食で、体力無く身体機能には自信が持てず、しょっちゅう風邪やアレルギー性疾患(鼻炎・気管支炎)となります。
社会への適応能力が弱くなる事も心配で、将来にうつや不安となる傾向が強いでしょう。
落ち着きのない多動型は、一見すると元気すぎるぐらいで、ジッとすることができず動きまくり、注意力が散漫で、体温も高めで体は熱く、鼻血を出したり、寝汗をかいたりします。
攻撃性が強くなりすぎたり、パニックになってしまう事も。
「先天の不足」の将来の心配事は、子宝に恵まれにくくなる可能性がとても高いということです。
次の世代にまで悪影響を及ぼすということを自覚し、漢方の力を上手にライフスタイルに取り入れた子育てや妊娠中のお過ごし方が必要だと僕は考えています。
妊娠中や授乳中に「気血精」を養い体毒を浄化する母体漢方や、低出生体重児の発育成長力を養う小児発育漢方の必要性が増しています。
個々の体調が良くなければ、よりよい社会などを営むだけの余裕は絶対に生まれない。
漢方がこの社会をも変えることができるのかもしれないとすら、僕の考えは飛躍します。
Marbo氏の感性をあなたも感じてください。
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