空手家が何十枚もの瓦を一撃で割ってしまうその力の源は、体のエネルギーが「臍下丹田」という下腹部に集中することによります。
日々の鍛錬でここまで肉体をコントロールすることができるのですね。
人の体ってすごい!
年をとるにつれ下腹部がポッコリと出てきたり、なんとなく下腹部が軟弱になってきて、背中や腰が曲がってくるのは空手の場合とまるっきり逆で、「漢方」では衰えや老化の証であると重要視します。
下腹部がポッコリとでて軟弱になるだけでなく、感覚の鈍りや逆に張りを感じる場合もあります。
このようなサイン(兆候)のある人は、当店にご相談にお見えになる前からすでに色々な病気に悩まされていることが多く、更に次々と色々な症状になっていきます。
例えばこんな症状です。
腰膝痛
神経痛
麻痺
足腰の弱り
下半身の冷え
頻尿や夜間尿
尿不利
便秘
痔疾
耳鳴りや難聴
老人性白内障
めまい
物忘れ
インポテンツ
咳
など
人が年次的に衰えていくのは自然の事ですが、「患者さんは師である」という漢方医道の先達からの教えをまざまざと感じるのは、病気の治療をきっかけに漢方を始めて下さっているお客様の中で、具合がよくなってからも決して気を抜かず服薬と併せ日々予防と鍛錬をして下さっている方々のなんとお元気な事!なんとお若い事!
私が地元のタウン誌に寄稿しつづけている「60歳からの漢方スタイル」でこれからもお伝えしていきたいと常々感じているのは、「生き方」次第ですぐに難病奇病へと発展しかねない60代からは、漢方をライフスタイルに取り入れていただくと、ひょっとしたらもっともっとイキイキとお元気でお過ごしいただけるのではないかと思うところがあるからです。
現実に増えているポリープや肉腫などの体にできる腫れ物や、心臓や脳などの循環器の病気は、かの王・長嶋両氏のような頑健を絵に描いたような人にさえ及んでいます。
30代の私が人生の先輩である多くの患者様達から教えていただいた一番大きな事は、健康の大切さです。
楽しくイキイキと若々しく、その「あたりまえ」を得ることが実は何よりも尊く難しいのかもしれません。
悩んでいないで実行して欲しい。
それが今の私の漢方スタイル!です。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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下腹部に現れる老化のサイン「少腹不仁」
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