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アトピー・慢性湿疹 根本原因は皮膚「隙間だらけ」

アトピーなどの皮膚炎・湿疹はただのアレルギーではありません。
皮膚表面の細胞の発育が弱った「隙間だらけ」病です。
皮膚細胞の発育が先天的に弱い場合と、後天的に弱る場合があります。
後天的とは、多忙・オーバーワーク・ストレス・睡眠不足・猛勉強・暴飲暴食・月経負担・成長期消耗など原因は様々で複合的です。
小児にアトピーが多いのは成長過程・体質虚弱に因るところが大きいですが、無理が重なれば年齢に関わらず発症する可能性があります。
僕自身も学生時代や社会人になってからも、お腹に湿疹ができることがよくありましたが、今にして思うと、睡眠不足なのに波乗りしたり、徹夜しながら筋トレしたりと、身体の疲労度も考慮せず鍛えれば治ると誤解や過信をしていました。
人とは筋道立てて考えず、直観的に動いてしまう傾向がありますので、僕自身も自分の間違いになかなか気がつくことができませんでした。
具合が悪くなるのは「鍛えがたりない」のだと…。
「隙間」からハウスダスト・雑菌・ウィルス・花粉・ダニ・化学物質など、様々な異物が侵入します。
その異物を免疫システムが、食細胞・粘液分泌・炎症浮腫(体液濃度調節による体内拡散防止)など自動調節で処理します。
それに伴い、赤み・痒み・カサカサ・ジクジク・湿疹などの症状が現れます。
この反応は度を超すと皮膚組織を破壊し、火傷と酷似した後遺症に発展します。
悪化した場合はステロイド剤や免疫抑制剤などによる応急治療を医師の指導の下で行う必要があります。
しかし根本的な改善には、細胞の成長を促進し「隙間」のない肌に育て続けることが必要です。
「脾主肌肉」
後天的にお肌の細胞を育てる「脾」の機能を高めるという事が漢方の本治法です。
気陰双補の体質改善漢方薬に「参苓白朮散」や「建中湯」の類が有用です。
細胞の中には数千個の小器官があり、細胞は脂質二重膜である細胞膜に覆われています。
アミノ酸や脂肪酸、ビタミン、ミネラルなどの必須栄養素、核酸関連物質、腸内善玉細菌により産生されるビオチンなど、隙間の無い肌を作るためには積極的な栄養療法が必要です。
皮膚炎を発症している段階では
漢方だけではなく栄養補給を複合します。
炎症が治り皮膚の状態を安定的に保つためには、
皮膚細胞の生まれかわりを良くするために
栄養補給の治療を続けることが大切です。
質問
 栄養補給とは
 食事を改善すればよいですか?
答え
 食事をご注意されることがまずは基本です。
 しかし回復促進のためには食事からだけの補給では追いつかない成分も多いので、
 病状が良くない人ほど修復を速やかにするための栄養成分の補給が有効です。
 偏食やアルコール、喫煙、甘味などの嗜好物によっても栄養分の消耗から影響されます。
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category:
皮膚病
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